ミズタマリに映る
傘を開いた時にiPodから聴こえてきたのがNitinのLetting goで、なんてこのやわらかな雨と雲から透けた空のひかりにぴったりなんだろう、と思う。
友達の日記を読んで、そうだな、音楽の好き嫌いというものはその作品の切れ端を聴いただけで一瞬でわかる、と思う。
一瞬のインスピレーションだから理由はない。
ぴりっとしたら涙が出ちゃう、鼻や胸のあの部分、あそこに大波のうねりのくるときはその音をだいぶ好きだ。
きゅうっと絞られて呼吸が浅くなるようなものはもう何度もなんども飽きずに聴く。
今回のリハーサル。
なかなかからだに動きが馴染まなくて困っていた。
音楽のなかにメロディーを見いだせないからかもしれない。
もちろん音楽のせいではなく、自分が。まだ。
肉体的な反応だけで動こうとしてる。自分を器用だと勘違いしている。
なにかまだ、込めているものが足りなくて、胸がちっとも鬼気迫ったぎゅうっとなりかたをしない。
だけど昨日、やっとそのことに思い至った。
いつもならとっくに考えているはずのそのこと。
やっと、心が動きそうな気がしてきた。
気持ちきもち、であっぷあっぷしちゃうことも私にはあって、だから今回のこの順番ももしかしたら新しい変化なのかもしれない。と、思って頑張ろう。
本番は、きっと素敵です。みんな。
とまらずに、ゆく。
- Nitin Sawhney
- Letting Go