ふうせん、うらはら | アマヤドリ

ふうせん、うらはら


1ヵ月ぶりの出社。
そんなことにも変に緊張して私の腕はじわじわ痺れている。いろんなところに小さな心臓があるみたいにとくとくする。
顔が、のぼせる。
緊張と、だけどうれしいのとでにこにこしてしまう。ご迷惑をおかけしました、と言っているその間も。

みんな変わっていない。

けれど私はわたしの居場所をもっときちんとつくらないといけないと思った。
ここに私の居場所がないからという意味ではなくて、きっと自分自身が宙ぶらりんだと感じているうちはこの寂しさを追い払うことができないのだろうから。

自分がしっかりしていないと自信を持つこともできない。余裕をもってふざけることも、真の気持ちで接することも、本気で悩むこともできやしない。
大切に想ってくれている人、せっかく繋がった縁、あたたかい通じ合い。
そんなものが私のまわりに溢れていて手に取るチャンスにも恵まれているのに、肝心な本人がそれに見合わないでどうする。

理想や希望をふくらませるだけじゃなくて根を生やさなきゃ。