想うことと想われること

『星の王子さま』からうけとったのは、想いの不思議。
一緒にいなくても私は遠い大切な友達のことを想うことができる。
もしかしてこういう気持ちを友達も私に抱いてくれているかもしれないと思う。
まさに今この瞬間、友達はただぼけっとパンに何を塗って食べようか、と考えているだけかもしれない。
でも私は、まさに今この瞬間、その友の温かさに包まれてみることもできる。
本当に私のことを想っていなくても、どんな瞬間もあたたかくなれる。
好きなことや大事なことができると、そのひとつのことだけじゃないすべてのものに秘密や輝きが生まれる。
ほんとうにたいせつなことはめにみえないんだよ、って、
そういうことだったんだ。
子供だった私はその意味を本当にはまだわかっていなかった。