暖かい冬のはじまり、とび色の目
いつもみたいにお寝坊をせずに起きて、ちゅんちゅんとご飯を食べた。
淋しがりのちゅんは一時も私から離れない。
おひさまのにおいのちゅん。
いつまで子供の顔でいるの?
『髪結いの亭主』を観た。
外の明かりが画面を見づらくするから薄いカーテンをひいて。
太陽に長いことあたると肌が痛くなるからひなたは眺めるのが好き。
だけど今日はベランダに出て椅子に座った。
ちゅんちゃん、外にいきたいかい?

そういえばさっきずっと私をみながら話をしていた。私も目を見つめて話しかける。綺麗な目の色だね。
足の裏の体温で、リラックスしているのか、遊びたいのかがわかる。
あっ。
どうしてわざわざ私の膝でふんをするのかな。
いつもは淋しくないようにラジオをかけているんだけれど、今日は外の音を聞いていたらいいよ。
他の鳥の声や、ひとが働く音。
もしかしたら私には聞こえない他のいろんな音。
