見知らぬひとだらけの夢
お手洗いに行くと便器が扉のほうに寄っていて用を足すことができない。
いつか床を移動してきて正しい位置におさまることはわかっているのでそれを待つのだけれど、床のタイルたちはいっこうに動く気配がない。試しに足でタイルを掻いてたぐり寄せようとしてみるけれど動かなかった。
学校のようなものに行かなければならないので、いそいでその場を離れる。
自分がすごく古い形のジーンズを穿いて、男物の黒いポロシャツを着ていることに気付く。恥ずかしいからジーンズを腰の方まで落としてみるけれど絵にならない。
これは誰の服なんだろうかと思う。
今から通勤や通学をしてゆくひとたちに逆行しながらずっと自分の姿が恥ずかしくて仕方がない。
なつかしいひととすれ違った。
そのひとは私がちゃんと元気でいることに少しほっとしたようだった。私もちゃんと微笑み返した。意地悪をせずに。
自分がこんな格好でなければ話のひとつもしたかった…と考えた瞬間、変な裾まくりをしていることに気付く。
草がところどころ茂っていて、ひとが歩くからそこが道になっている。
そんなところを通って、私は学校のようなところに向かう。
左手にフェンスがあって、その奥に目的の建物があるのだけど高い樹に遮られて見えない。建物は黄色の強いクリーム色だと思う。
目の前を歩いていた痩せた女の子がうずくまる。具合が悪いみたいだ。
大丈夫?と声をかけると大丈夫、と歩きだすがまた後ろから見ているとよろけだして、道に座ってしまった。
しばらく座っていたほうがいいよ、と言い、隣にいた見知らぬ男の子に、ね?と同意を求める。
外国人のような顔をした優しそうな男の子。
一緒に女の子のそばにしばらくいることにした。
その時、自分の格好のことを急に思い出した私は、視線を自分から離して外から私の姿を見てみた。
服に対してものすごく自分が小さくて、顔が特にちっちゃくて影になっていた。
いつのまにか女の子を囲むひとたちは5人くらいに増えていた。
いつか床を移動してきて正しい位置におさまることはわかっているのでそれを待つのだけれど、床のタイルたちはいっこうに動く気配がない。試しに足でタイルを掻いてたぐり寄せようとしてみるけれど動かなかった。
学校のようなものに行かなければならないので、いそいでその場を離れる。
自分がすごく古い形のジーンズを穿いて、男物の黒いポロシャツを着ていることに気付く。恥ずかしいからジーンズを腰の方まで落としてみるけれど絵にならない。
これは誰の服なんだろうかと思う。
今から通勤や通学をしてゆくひとたちに逆行しながらずっと自分の姿が恥ずかしくて仕方がない。
なつかしいひととすれ違った。
そのひとは私がちゃんと元気でいることに少しほっとしたようだった。私もちゃんと微笑み返した。意地悪をせずに。
自分がこんな格好でなければ話のひとつもしたかった…と考えた瞬間、変な裾まくりをしていることに気付く。
草がところどころ茂っていて、ひとが歩くからそこが道になっている。
そんなところを通って、私は学校のようなところに向かう。
左手にフェンスがあって、その奥に目的の建物があるのだけど高い樹に遮られて見えない。建物は黄色の強いクリーム色だと思う。
目の前を歩いていた痩せた女の子がうずくまる。具合が悪いみたいだ。
大丈夫?と声をかけると大丈夫、と歩きだすがまた後ろから見ているとよろけだして、道に座ってしまった。
しばらく座っていたほうがいいよ、と言い、隣にいた見知らぬ男の子に、ね?と同意を求める。
外国人のような顔をした優しそうな男の子。
一緒に女の子のそばにしばらくいることにした。
その時、自分の格好のことを急に思い出した私は、視線を自分から離して外から私の姿を見てみた。
服に対してものすごく自分が小さくて、顔が特にちっちゃくて影になっていた。
いつのまにか女の子を囲むひとたちは5人くらいに増えていた。