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KAyM の『青い果実』を観に、渋谷のO-WESTへ。
辻本さんの動きも好きなんだけれど、以前キミホさんの舞台で見た佐藤さんの動きがもう一度観たくて楽しみにしていた。
キミホさんの舞台の時に、ついつい目がすいーっと引き寄せられちゃう、ダイナミックかつ美しい残像を残す、空気を充たす動きの人だった。
あれは誰?誰?ってずうっと思っていて、こないだ出演していた友達に聞いて判明。
観客の中にいつのまにか出演者が静かに入ってくる。
ライブハウスだからスタンディングなんだけれど、ステージ上がほとんど見えない。
最初はテーブルの上に飾ってあったフルーツを、みんなで食べる。官能的に、退廃的に、暴力的に。
ステージの脇には絵描きさんがいて、ずっと絵を書いている。ブラックと天野喜孝と、ウィンドウズにはじめから入っているスクリーンセーバーを混ぜたみたいな絵。
ゆっくりの動きが長い。
悪くないけれど、もう少しで集中力が切れそうになった。(多分、人垣を分けながら見ているからというのもある)
骨が綺麗だなあ、って思った。
骨が動いているひとの動きが好きみたい。
音楽も悪くなかったしダンサーたちもすごく素敵だったのに、ちょっと演出にもうひと工夫欲しかった!という気がする。
力を抜いた感じとか別に悪くないしそれぞれの個性はダンサー自身がちゃんと立てているから問題無いのだけれど、あのメンバーだったらもっともっとはっとさせて欲しかった!という気持ちが残る。
そう思わせてくれるなんてすごいことだと思うけど。
強い背中の感じとか、透き通った感じとか、ジャンプの高さとか、目線のやりかたとか、重い動きのできる手先とか、たくさん見どころがあった。
だから、これからが楽しみ。
全部見終わってから佐藤さんがどのひとか、結局わからなかった事に気づいた。
今回はちょっとタイプの違う動きをしていたから(それでもすごかったけど)。
久しぶりの友達にも会ったし、久しぶりの先生も見かけたし、なんだかみんな元気で嬉しかった。
これからどういうものが創れるのかな。
どういうものを創りたいんだろう。
友達が出演者からキャッチしたへんなもの。
果物?プラスチック?
なにこれー??
ちょっと破ってみて。
という感じで割ってみたら、果物でした。
種が出てきた!
渋谷駅前のスクランブル交差点で大騒ぎ、大笑いしてたのは私たちです。
