京都・大阪/仁和寺
ここってお庭が世界遺産じゃなかったっけ?とかいい加減なことを言いながら。
忘れていたことなんだけどお寺って、お寺によってはすごく自由だ。
どこもかしこもくまなく見てまわれる。
仁和寺もそんなタイプのお寺で、建物に触ることも自由だし草っぱらみたいなところに入るのも自由だった。
建てものの、木をきりっぱなしにしている部分に塗る白いものは何のためだろう。
乾いてひび割れしないためかな?腐食防止?
ひとつ、左官で仕上げてあるたてものがあった。でも明らかに昔のものじゃないように見える。だけど芯が見えている部分があって、そこが木だった。木をわざわざ内側に使うことなんてないから、きっと補修してこうなったんだろうけれど、そうだとしたらすべてを覆ってしまっているわけは一体なんなんだろうか。
疑問がいっぱい。
「あ!」と駆け寄って隙間を見てるからどうしたの?と声をかけたら、「今まっくろくろすけがいたよ」ときょとんとしながら言う。「そうかあ、ここに!」と驚くと、私があっさり信じたことに驚いたらしい。
もしかしたら大きなゴキブリかもしれないとも思ったけれどその隙間は1ミリもない感じのところで、いくらゴキブリが見た目よりも薄くなれるとはいえこれは無理だろう、やはりまっくろくろすけに違いない、ということに落ち着いた。
やっぱり古いところにはいるのかな。
道端にしゃがむと苔がふわふわ生えている。
苔の中に小さいしゅっしゅっととがった羊歯が生えていて、ジオラマのようだった。
シマウマとか走りそうだよね、とずっと眺めた。
めちゃめちゃ気持ち良さそうに寝ていた。
まだ小さい。
ふわふわの毛がひかってた。


