発表会/キミホ・ハルバートさん
友人のバレエの舞台を見に行った。
わりと強めで個性的な踊りが好きなのだけれど彼女もそういうひとで、併せて醸し出す雰囲気が素敵。動きはわりとさっぱりしているのに空気が少し低いところを流れている。そこが好き。足がきれいだし。
強い瞳も好きだなあ。
ライモンダがとても似合っていた。
バレエスタジオの発表会だったのだけれどそのレベルの高さに驚いた。この年からあんなに踊れて、この先は一体どうなっちゃうの?というくらいだった。
とても気持ち良さそうに踊る。アラベスクがきれい!魅せられた。ドラマティックにみせるやり方も、あの技術をもってすればちっとも目障りじゃない。…と言ってももともと私はある種類のドラマティックさは大好きだし。
バレエ…頑張らなきゃなぁ。最近全然ポアント履いてないや。バーでも履こう。
と、影響される。
バレエもよかったけれど、コンテの作品が本当に素敵だった。
キミホ・ハルバートさんの作品。
前からキミホさんの作品はいいよ、と友達に聞いていたのだけれど、実際見てとても好きだと思った。
なんて高度な振り付けだろう。踊れるひとばかりだからここまでさらりと見ることができるけど…。
さまざまなパターンがステージのうえでまるでパズルみたいに飛びかう。でもそのパターンは決して退屈さを感じさせない。生まれては消え、またいつか押し寄せてくる。はっと心を掴まれた瞬間に次の、別の形が音をつれてくる。
規則が不規則を呼び、いつのまにか終息してる。
新しいかたち。
新しい動きの流れ。
見たことないものがいっぱいあった。
すごい。
シンプルな装置や明かりもよかった。明かりのことは実はあまりよく覚えていない。そのくらいずっと動きを追っていたんだな。
友人の動きとキミホさんのオーラにずっと酔っていたが突然、目に飛び込んできた男性のダンサー。キミホさんのパートナーだったのだけどはじめてみるひと。背が高いひと。かたさがまったくない。粘るみたいな動き。関節がしなって、長くながく軌跡を引く。
誰なのだろう。
バレエのひとではない。
モダンやコンテのひとの動き。もしかしたら…もっとアクロバティックで和っぽい下地の人かも。もしかして韓国とかの舞踊に近いのかな。
男性的な強さにしなやかさを備えたら、最強だなあ…
NDTの時もそう感じて何だか焦ったけど。
あのひとが誰か、今度訊こう。
キミホさん。
気になる。