ゆびきりげんまん。 | アマヤドリ

ゆびきりげんまん。

彼女の目に映るものはいつも透明で、彼女の愛情に満足しているみたいに見えた。
まるで大切にすみずみまで手を入れられた箱庭みたいに。
だけどそこには余計な技工がない。愛ばかりをぞうさんじょうろで注がれて瑞々しく育った小さな箱庭。

彼女の愛情はそれを見る私を包んでしまう。
そして私も彼女を愛情で包みたい気持ちでいっぱいになる。
いつも。


なんでそんなにたくさんのものを枯らすことなく持っていられたの?今まで?

なにもかもをひきつける、その溢れるひかりをどうにもできなくてもがいていたこともきっとあっただろうな。



でも私に見せてくれる彼女の目に映るものはいつも、ちょっと微笑んだ彼女の口元の影が見えるみたいな、きらきらした彼女の好奇心が透けてくるような、奥行のある景色。
なんか説得力があるの。
背中をぐいぐい押してくれるの。
やさしいのに、前に足を運ばせる力に満ちてる。

私の頭のなかまでクリアになる。
一緒にお散歩してる。



いつか、本当に一緒に隣にならんで、
同じ景色をみようね。

ゆっくり、焦らずまたとりもどして。



やくそく。



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あいちゃん。