繰り返す夢 | アマヤドリ

繰り返す夢

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会いたいひとを向こう岸に見かけたような気がして
全神経がそこにむかった

友達といることも忘れて

電車のなかだということも忘れて

ふらふらドアに近づいたことを
私を避けたひとの、その急激さで知る。


見覚えのある足のかたち、
見覚えのある、電話中の首のかしげかた、
あんな風にうろうろする、その間やスピード。


あれは、きっと。



でも暗い視界の私にはよくわからなかった。

はっといちだんかい、気づいた瞬間に

なにかをセーブした。

それで、
たぶんよかったのかな。


もし会いたいひとだったとしたら全部ほおりだして、
私はまた繰り返しちゃうから。





いつになったらあたしは、

探すことを忘れるのかな。