ことばはただそれだけじゃなくて | アマヤドリ

ことばはただそれだけじゃなくて

私は自分の傷なんて笑いとばしてしまえるほう。
ホント、強い。
強いと思えないときもあるけれど、やっぱり土壇場で強いんだなぁって実感する。
強いと鈍感は必ずしもイコールではない。
でも私の強さには多分に鈍感さも含まれているような気がする。

こういう強さってもともとの質もあると思う。

でもだから。
勝ち取っただけのものじゃないから、たまに不安にもなる。
私はこの強さゆえに想像力の範囲が狭められてはいないだろうか?誰かを簡単に傷つけていないだろうか?

自分以外のものになることはできないから、こんな私を、硬い強さじゃなくてしなやかな強さに変えてゆきたい。
ある程度は仕方ないんだ、たぶん。この身体がとても丈夫なように、心もとても丈夫でそれは感謝すべきことなのだから。

勝ち取ることはこれからもできる。
やわらかくなることはできる。


それを、ことばからはじめよう、とふと思った。

今まで疎かにしていたことばでなるべく正確に伝えるということ。
丁寧にことばを選ぶということ。

いつまでも野性のおおかみ少女みたいにカタコトではいけない。
大事なことは大事に、丁寧に。
ことばは稚拙でもいいから。
ゆっくりでもいいから。

一番直接伝わってしまうことばというもの、それが変わったら、私が表現できるものも変わってゆくような気がする。
ことばと一緒に私もまろやかになれる気がする。