藍錆のソラ | アマヤドリ

藍錆のソラ

やっぱりからっぽにはなった。

慣れたけど、本当の、芯のどこかはきっと慣れてない。
当たり前だ。そんなに単純じゃあないのだもの。

また自由になる感じを味わって、少し軽くなった(きっとからっぽになったことはここでよい役目を果たしてる)心臓をひらく。
満ちる空気はちゃんと甘い。

そして、桃色の空。
お祭りの、ピンクの色がついた綿菓子をほぐして水に溶いたみたいな。


空が私を助けてくれるのはきっと、私が空を好きだから。
空はちゃんとそれを知っていて見上げるたび、思ってもみなかったような色や柔らかさを繰り広げてくれる。

胸がきゅっとなる。
そうくるか、って。

どうして、こんなに。
すごい。
美しいところ。



藍錆色の夜が来るまでどこかに寝転んであなたをみていたい。

恐いみたいだ。

あたしはどこかに繋がることができるかもしれない。
あたしはおかしくなっちゃうかもしれない。