東京湾花火大会 その壱
念願の花火大会にやっと行けた。
本当は上司とその息子たちと女の子で行く予定が、上司の息子の具合が悪くなり女の子(人?)と2人で行くことに。
上司に任せっきりで最寄駅や会場のことも何にも調べていなかったから大変。
教えてもらった通り豊洲駅、6番出口、と呟きながら2人で歩く。
あっ、その前に。
実は夏休み最後の日だからって浮かれてしまった私たちは会社の近くの骨董品やさんででかい買い物をしていたのでした。
2万円相当のものが5千円。
このお店のモノなら間違いないよね、とお昼休みに買ったのだけれど…これが重い。上司の車を当てにしていた私たちは急遽有楽町駅のコインロッカーにそれを詰め込み…
そして豊洲についたのでした。
もうすごい人。浴衣ばっかり。カップルも多いなぁ。
素敵な柄の浴衣を探したり、ドトールのマンゴージュースを買ったりうきうきしながら地上に出ると。
雨だった。
傘を持っていない人は浴衣なのにびしょびしょになりながら歩いていた。またあそこらへん、屋根も何もない。
でもこういう状況が楽しくて、「ねぇ、会場ってどのくらい歩くの?」とか自分達の用意のなさに笑いながら歩いた。
途中タコヤキを買ってアマヤドリしながら食べたり、現場にコンクリートを運んでいる工場を発見したり(工場、見るの大好き)、楽しかった。
大変なときほど笑っちゃうのは何故だろう。
私は逆境が好きだな、と我ながら可笑しくなる。きっとコナンに憧れていたからだ。
30分も歩いた頃、そしてだんだん状況も把握できてきた頃、会場に到着。…なんだか流されて溜りに辿り着いた…っていう感じだったけれど。
いつもはたぶん駐車場なのだろう、ものすごーく広い場所。なるべく花火に近い前の方へ。現場でブルーシートを借りてこなかったことを後悔しつつ、びしょびしょの地べたへ、有楽町で貰った広告入りのビニール袋を敷いて座る。
お台場や、橋がきれい。
左手には川を挟んでお台場。空が暗くなってくると共に夜景が綺麗になってゆく。
後ろに座った女の子が「トイレにいく前と帰ってきた時の夜景が違うからびっくりした~」と感動していたのが印象的だった。
うん、そうだよね、わかる。
たくさんの素敵な色を経ながら夜の青に変わってゆく空をおなかいっぱい満喫する。
