垣間見る月よりずっと近くに | アマヤドリ

垣間見る月よりずっと近くに

仲間と飲んだ。

なんだ、この出だし。だけどホントにそういう感じ。
仲間と飲んだ。

昔話もいっぱい。
みんな相変わらずで、でもまた積み重ねがあって。掘り下げても足りない。
しょうもない苦労話とかスタジオの文句とかも言ったけれど、大筋としては…なんだったかな。言うなれば信じることについて。自分の核心にあることについて。誰かの核心との行き違いについて。
そこをとらえることが、自分のものであれ他人のものであれ好きな人のものであれ、とても難しくてでも大切だということについて。
そんな小難しいくくりをしなくたっていいか。とりとめなく話しただけだ、つまりは。

時間がかかっても、辿り着かなきゃいけない。
辿り着こうねって。

こうして一緒に歩いてる仲間がいるって幸せだ。

ああ、でも少し前までは今も仲間だという確信がなかったんだった。
本当に私はまだこのみんなと繋がっているんだろうか?私がごちゃごちゃ悩んだり閉鎖している間に私はその糸の一端を離してしまったんじゃないだろうか。あるいは手繰り寄せた先には望んだものはついてこないんじゃないだろうか。そんな風にすごく不安で長いこと勇気がでなかった。行動を起こすエネルギーも自分にはもうない気がして。

思わずそう素直に口にしてしまった。
笑われたけど。
おかしいよね。笑ってくれてありがとう。

一緒に苦労をしてきた人と話すとやっぱり熱くなる。まだ10時くらいかなぁと思って時計を見たら12時。驚いた。


金曜の夜はよっぱらいがとにかく多い。
私が飲んだのは最近覚えたシャンディガフ一杯きりなので、素面だ。


うん、私は強い。
よかったよ強くて。
たくさん迷ったりくよくよしたりしつつも芯がどっかり腰を据えていてくれてよかった。
その受けとめる土台が最終的にはあるから、色んなことを感じたり受けとめたりできる。
強くてまっすぐだ。
ほんとうのほんとうのところは。
ありがたいことに。

こうやって進んでいくだけ。
ちゃんと核心に耳を傾けながら。