おんなのひとのめいろ | アマヤドリ

おんなのひとのめいろ

真夜中の給水塔

 

 最後の3行が、とても好きだ。
 いつも、なんて大人なひとなのに少女のような透明な文章だろうかと思う。
 こんな風な、きちんとした思考のひとになりたいと思う。
 きちんと。
 でも白い雪の上をふらふら歩くような。
 
 こんなような気持ちをたいせつなひとに持っていても、
 なかなか伝わらないことってやっぱりある。
 それは私の表現力の稚拙さも影響しているかもしれないけれど、
 やっぱり求めているものが違うのかもしれないとも思う。
 あがいても首を傾げられるだけで、
 私のこころがどんどんがらんどうになるだけ…
 
 どうなんだろう。
 
 それを大切な領域みたいにしている私は子供みたいだろうか。
 このまっすぐなこころが、おかしくて、でも少しほっとしたりもする。
 ちゃんとまだあったね、って。
 なくしたくなかったもの。
 まだむきたてのライチみたいに柔らかくて
 手で包んであげないと乾いちゃうように頼りなさげだけれど。


 そばにいても、遠くにいても。
 間違っちゃった時でもゆがんだ時でも。
 そのときのために、思い出や幸せで好きになる時間はあたためられているのかな。