空を見上げてさんぽ道
バイトが休みだったから朝寝坊をして、『ドライビングMissデイジー』を見て、父と母と過ごして、ご飯を食べて。
とてものんびりと循環した一日。
お風呂で大好きな小川未明の童話集を読んだ。
『赤いろうそくと人魚』が好きだ。
優しい人魚と、人間のお話。
北の海の寒さが美しくてひとのこころは波みたいだと思う。
きれいな日本語を読むと、体がすうっと透き通るような気がする。
研いだ鏡のように、ちゃんと私のすみずみまで誤魔化さずに降りてゆける気がする。
ちゃんと毎日すこしずつ歩いてきて、その足跡がきちんと私の後ろをついてきていることをかみしめる。
はるか向こうの海原まで、光が届いてる事を確認する。
こうやってういたりしずんだり、それでいいのだ。
着実にひとつひとつ、ということがどうしても苦手みたいで、たいていの事は一足飛びに済ませちゃおうとおもう。
嫌いな事はとくに。
でもその嫌いなことというのが実際の生活のことであることが多くて、だから私には何かが欠けているなあ、とよく感じる。
大切ななにかが。
今にひどく痛い目をみるんじゃないかと恐れもする。
誰ともちゃんと一緒に暮らせないのではないか。
なにより…自分自身がいつ自分をその欠けた穴に堕とし込んで閉じ込めちゃおうとするのではないかと。
ひとつひとつ、の暮らしに憧れているのに。
いつか自分をこんな風に、このきれいな日本語の生まれるようなひとに変えてゆきたい。
ねえ、頑張れば、変わろうと思えば変わることができるよ。
分かっているのだから、真っ直ぐそれに向かって努力すれば大丈夫だよ。
多分、友達になら私はそう言うだろう。
なのに自分のことになると何故こんなに遠回りしてしまうのか。
でもその遠回りの道すがら、蹴った小石も私のものなんだな。きっと。
とてものんびりと循環した一日。
お風呂で大好きな小川未明の童話集を読んだ。
『赤いろうそくと人魚』が好きだ。
優しい人魚と、人間のお話。
北の海の寒さが美しくてひとのこころは波みたいだと思う。
きれいな日本語を読むと、体がすうっと透き通るような気がする。
研いだ鏡のように、ちゃんと私のすみずみまで誤魔化さずに降りてゆける気がする。
ちゃんと毎日すこしずつ歩いてきて、その足跡がきちんと私の後ろをついてきていることをかみしめる。
はるか向こうの海原まで、光が届いてる事を確認する。
こうやってういたりしずんだり、それでいいのだ。
着実にひとつひとつ、ということがどうしても苦手みたいで、たいていの事は一足飛びに済ませちゃおうとおもう。
嫌いな事はとくに。
でもその嫌いなことというのが実際の生活のことであることが多くて、だから私には何かが欠けているなあ、とよく感じる。
大切ななにかが。
今にひどく痛い目をみるんじゃないかと恐れもする。
誰ともちゃんと一緒に暮らせないのではないか。
なにより…自分自身がいつ自分をその欠けた穴に堕とし込んで閉じ込めちゃおうとするのではないかと。
ひとつひとつ、の暮らしに憧れているのに。
いつか自分をこんな風に、このきれいな日本語の生まれるようなひとに変えてゆきたい。
ねえ、頑張れば、変わろうと思えば変わることができるよ。
分かっているのだから、真っ直ぐそれに向かって努力すれば大丈夫だよ。
多分、友達になら私はそう言うだろう。
なのに自分のことになると何故こんなに遠回りしてしまうのか。
でもその遠回りの道すがら、蹴った小石も私のものなんだな。きっと。