手を繋いでいって | アマヤドリ

手を繋いでいって

本当に私は踊ることが好きで、でもそのことをこの1年くらい忘れていた気がする。
どうして忘れていたのか、どこに落としてきてしまったのか、見失ってしまったのは何時なのか。
それはもう分からない。

でも、その気持ちは消えてしまったのではなくて、
明後日の舞台の眠れる森の美女のように、
そのしんとくらい森の中にことことと眠っているだけだった。

とっても静かに眠っていたのに、
起こした途端、それはものすごいおてんばで、
その手のつけられなさが嬉しかった。
枯れて風に吹かれていってしまったのでなくて良かった。舞台に、間に合ってくれてよかった。

うん、私はやっぱり土壇場に強い。


黒い気持ちも、激しすぎるこの感情も、何もかも透明に流して、光の中にちゃんと生まれ変わってくれる。

踊りに出会えて私は最高に幸せだな。