いらくさ | アマヤドリ

いらくさ

知らないうちに熱が体の中にたまって、
それが放出できないでいた。
それに気付くまでずっと、
息をひそめるように、目を細めるように、
ちょっとずつ世界を見失っていった。


たまに深呼吸を与えてくれるのはあなたじゃなかった。
そのことがずっとここにわだかまっていた。

私はよく涙を零した。

熱い涙はその分
私を冷やしてくれるような錯覚をくれた。


たくさんたくさんちょうだいとは、
言ってないつもりなんだけど。
たぶん立体交差のように、
違うところを見ているのだ。

見上げることはできるのに。


一番かなしいのは
もうすぎてしまったさまざまな気持ちが
あなたに罰を与えてくれたらいいと思う
この私のあさましさなのだ