いらくさ
それが放出できないでいた。
それに気付くまでずっと、
息をひそめるように、目を細めるように、
ちょっとずつ世界を見失っていった。
たまに深呼吸を与えてくれるのはあなたじゃなかった。
そのことがずっとここにわだかまっていた。
私はよく涙を零した。
熱い涙はその分
私を冷やしてくれるような錯覚をくれた。
たくさんたくさんちょうだいとは、
言ってないつもりなんだけど。
たぶん立体交差のように、
違うところを見ているのだ。
見上げることはできるのに。
一番かなしいのは
もうすぎてしまったさまざまな気持ちが
あなたに罰を与えてくれたらいいと思う
この私のあさましさなのだ