エスメラルダ | アマヤドリ

エスメラルダ

今日は久しぶりに集中して自分の稽古ができた。

ここでは床をすって丁寧に体の芯を立て直す、とか右足は鼻のしたに着くとか、尾てい骨と踵をつなげるとか、左の肩甲骨で体重をつるとか。
ちょっとずつ自分の中で修正してそれを練り直し忘れてはまた言い聞かせて…そういう作業を果てしなく続ける。
自分なりの修正点を頭に置きながら、子供のように躾け込み、時には解放して。


まだ高校生になったばかりの子の踊りに今日はどきどきした。
いつのまにこんなにうまくなったのだろう。
もともと真っすぐ真面目な性格の出たすこんとぬけるような気持ちのよい踊りだったがすごく確かになった。
毎日の練習が見える。
どんなことに気を配ってきたのか、どんなに繰り返し回転したのか。
何を見てきたのか。

不思議だ。
知らないうちに涙がにじんでいた。
レッスン中に泣くなんておかしいから…素早く乾かしたけれど。
自分がなしえなかった姿があるから…という気持ちが少し。あとはすばらしい創造をみた時の胸の満ちた感じ。

私の踊りもきっと変わる。