星の王子さま | アマヤドリ

星の王子さま

昨日は双子座流星群のピーク
いつも流星群のニュースには飛び付くはずの私なのに昨日はすっかり忘れていた。


稽古を終え家に帰りながら見上げたシリウスが美しくて、部屋に戻ってもまた夜空を見上げたくなった。
寒いベランダにでると澄んだ深い夜空にモコモコ雲が浮いていた。オリオンや双子座はぽつんと遠く見えてずいぶん雲は近くに見えた。まるで書き割りみたいに。
稽古着を洗濯機に入れついでに靴下も入れてしまったので足が寒い。
でも夜空を眺める。
冷えるのならば芯から冷えてしまえと思う。

パチンコ屋から空を射るビームが雲を照らし、その後ろに月があるんじゃないかと勘違いさせる。
一人その勘違いに笑いながら月を探し、そのうちに星に目が留まる。

くっきり私に届く星の光は私だけのとっておきのもののよう。
遠く隔たったあの星と気持ちが通じあったみたい。


その時ビームの中に空から光が落ちてきた。
粉を撒きながらそれは一瞬だったけれど目に焼き付いた。
何だろう。

空中にはたくさんゴミがあってそれが落ちた時にたまたまビームに強く照らされて光ったんだろう。
どきどきする胸をこれ以上期待させないようにするみたいに言い訳を考える。そんな素敵なことじゃないさ、って。


朝会社のインターネットでニュースを見て気が付いた。
あれは流れ星だったのだ。

その光の粉を記憶の中で再生したら、私は何度でもあの時に帰れるような気がしている。



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一期一会さんブログ
 いつも空の美しい写真をこっそり覗いていて…今日は同じ話題があったので嬉しくてトラックバック。
ぷれこさんブログ
 街はどんどん明るくなって…でもそんな中でも星が思いがけず綺麗だったり。その気持ちに共感してトラックバックしました。