noizm04/「black ice」②
2.black ice
大きなひし形のスクリーンが登場する。
床に重力を感じるとそれがそのスクリーンに投影されるような仕掛けになっていて(これ、すごくお金がかかるんじゃないだろうか)、castの足跡や手、背中などが光って映される。
ダンサーたちの動きが空中に残像を生むように、その映像も実際とはやや遅れて映し出される。踊りの軌跡と相俟って美しい。
シンプルな白い衣装で床を転がり、そして時を刻むようにユニゾンで踊る。
準備で心に留まった木下佳子さんの足が本当に綺麗だと思った。やはりこの2部も舞台はス クリーン以外に道具はなくただの黒。光が引き立つように照明も抑え目だ。その黒い宙に真っ直ぐ射すように伸びる足と、粘る腕。指先は空気を生むように軽い。
ダンサーたちが空気の中を、舞台空間を埋めていくと共に床も軌跡で埋められてゆく。そのライブ感が面白い。
終わった後のアフタートークで金森さん自身が「今日僕が一番感じた事は、僕達の今日の舞台は生のライブであり、ただの“今日の出来事だ”ということです」と言っていた。
一度しか生まれない、二度とはないこと。
この一瞬のために費やされた時間や思いや足跡がある。このたった一度の1ミリや1秒が観る者に何かを感じさせる。すごい事だ。
見せる側と観る側のその真剣勝負はなんてスリリングなんだろう。
研ぎ澄ました時間の中、息を詰めるように観、ダンサーと一緒に息をする。
大きなひし形のスクリーンが登場する。
床に重力を感じるとそれがそのスクリーンに投影されるような仕掛けになっていて(これ、すごくお金がかかるんじゃないだろうか)、castの足跡や手、背中などが光って映される。
ダンサーたちの動きが空中に残像を生むように、その映像も実際とはやや遅れて映し出される。踊りの軌跡と相俟って美しい。
シンプルな白い衣装で床を転がり、そして時を刻むようにユニゾンで踊る。
準備で心に留まった木下佳子さんの足が本当に綺麗だと思った。やはりこの2部も舞台はス クリーン以外に道具はなくただの黒。光が引き立つように照明も抑え目だ。その黒い宙に真っ直ぐ射すように伸びる足と、粘る腕。指先は空気を生むように軽い。
ダンサーたちが空気の中を、舞台空間を埋めていくと共に床も軌跡で埋められてゆく。そのライブ感が面白い。
終わった後のアフタートークで金森さん自身が「今日僕が一番感じた事は、僕達の今日の舞台は生のライブであり、ただの“今日の出来事だ”ということです」と言っていた。
一度しか生まれない、二度とはないこと。
この一瞬のために費やされた時間や思いや足跡がある。このたった一度の1ミリや1秒が観る者に何かを感じさせる。すごい事だ。
見せる側と観る側のその真剣勝負はなんてスリリングなんだろう。
研ぎ澄ました時間の中、息を詰めるように観、ダンサーと一緒に息をする。