amarcord
落ち着かない
なぜこんなに気持ちが焦るのか
何もないよね?
なのに
知らない誰かに急き立てられるみたいに
心臓がはやい
ここに帰ってくると途端にあのひとを思い出すから
本当じゃない時間のなかにいたい
おりのように残像の残るこの部屋
泣きながら電話をしたり
電波を探しながらベランダに出て寒さに震えたり
一緒に話をしたこの本
ずっとそうやって先送りにされていた別れが
木枯らしみたいに隙間に忍び込む
そう
そんな暇も私にはなかったんだ
いまになって…
もう遅すぎる今…
忘れさせてくれるって
あなたは言った
本当に信じたり預けたわけじゃないけど
何も繋がりもなくその残像たちをみていると
とまっていた時計が動いてしまう
いつか錆び付いて動かなくなってゆくとしても
こうして目をぎゅっと閉じても
流れだして失われてしまうものを止めることができない
そして自問する
私は責めるために
約束を果たしてほしいがために
傍にいるんじゃあないよね
…と
この動悸は
そうして喘いでいる
私の両腕なのだ
なぜこんなに気持ちが焦るのか
何もないよね?
なのに
知らない誰かに急き立てられるみたいに
心臓がはやい
ここに帰ってくると途端にあのひとを思い出すから
本当じゃない時間のなかにいたい
おりのように残像の残るこの部屋
泣きながら電話をしたり
電波を探しながらベランダに出て寒さに震えたり
一緒に話をしたこの本
ずっとそうやって先送りにされていた別れが
木枯らしみたいに隙間に忍び込む
そう
そんな暇も私にはなかったんだ
いまになって…
もう遅すぎる今…
忘れさせてくれるって
あなたは言った
本当に信じたり預けたわけじゃないけど
何も繋がりもなくその残像たちをみていると
とまっていた時計が動いてしまう
いつか錆び付いて動かなくなってゆくとしても
こうして目をぎゅっと閉じても
流れだして失われてしまうものを止めることができない
そして自問する
私は責めるために
約束を果たしてほしいがために
傍にいるんじゃあないよね
…と
この動悸は
そうして喘いでいる
私の両腕なのだ