「零-ゼロ-」 | アマヤドリ

「零-ゼロ-」

2004.11.19(ven)~20(sab)
at:北沢タウンホール


友達がでていたので観に行った。
踊っている本人から疑問だらけだから感想を聞きたい、ということだったのでなるべく客観的に、しかしはすに見すぎず…を心掛けたつもりだった。
が…。
衣裳も、演出の趣味もあまり好きになれなかった。踊りも、プロとして活躍している人が多かった割りにはぱっとしない。これは迷いだろうか?心の底からその振り付けを信じていないのがところどころ見てとれる。良いのはインプロ(自由に動き、影響しあうようなところ)と、一部の振付けだけ。
意味のない演出や暗転は観ている側のリズムを狂わせ、苛立たせる。私とあわなかっただけかもしれないけど…。とても長く感じた。

どうしてOLの格好をしているのに踊るときだけ裸足なのか?それが「心の解放」とかいいたいのならわかる(私はそういう演出あまり好きじゃないけど)。でも私には踊りやすいように脱いだとしか思えなくて急に覚めてしまった。
なぜそこでその布を引きずる?とか。
踊りは芝居と違うから意味がなくともいい。と私は思っている。それでも何かが胸に残るのが、もしかしたらその人なりに意味を感じられたら良いかもしれない。
でも、まるきり…ただの「踊りの舞台でよく見られる布ひきずり」でしかなかった。やりたい気持ちはわかる。でも素人じゃないから厳しく見てしまう。
あれだけの人を揃えてあの演出はもったいないかもしれない…と思ってしまった。

悪いことばかり書いちゃったけどもうひとつ。会場が40分も押すなんて、初めてで驚いた。それだけでずいぶんお客さんの舞台への心象は悪くなったと思う。これももったいないなぁ。
出演者が可哀相。

「観る側」のことを演出側が少し考えていればもっとよい作品になった気がする。