静寂の藍色
今日はおひさまより早くお家を出て仕事に向かった。
まだ空は藍色で地平線に小豆色がにじんでる。ぴかぴか光っている星はもう冬の星座じゃない。
眠たかったけれど月や星を見ていたら嬉しくなって白い息を吐きながら電車に乗った。
電車の窓からだんだん明けてゆく空を見ていると何故か今からスキーに行く気持ちになった。
何年も前のことだけれど海に行こうとしてまだ真っ暗な中電車に乗った。始発だったと思う。夏だけれどほんのり肌寒いくらいの早朝。
濃い色の窓の外をぼんやり眺めていると時々外が激しく光る。小さな雷かと思ったがパンダグラフの火花だった。
あの時のことを思い出すと、夏だったのに雪に光が映えていたような気がする。
しんとした空気の中の青白い光と微かな音を今も覚えている。
まだ空は藍色で地平線に小豆色がにじんでる。ぴかぴか光っている星はもう冬の星座じゃない。
眠たかったけれど月や星を見ていたら嬉しくなって白い息を吐きながら電車に乗った。
電車の窓からだんだん明けてゆく空を見ていると何故か今からスキーに行く気持ちになった。
何年も前のことだけれど海に行こうとしてまだ真っ暗な中電車に乗った。始発だったと思う。夏だけれどほんのり肌寒いくらいの早朝。
濃い色の窓の外をぼんやり眺めていると時々外が激しく光る。小さな雷かと思ったがパンダグラフの火花だった。
あの時のことを思い出すと、夏だったのに雪に光が映えていたような気がする。
しんとした空気の中の青白い光と微かな音を今も覚えている。