こんにちわ。
”Tea Salon Conversation” のChiekoです。
今年のイースターは4月でした。
そのイースターホリデーでスペイン側バスク地方のサンセバスチャンへ行って来ました。
イースターは英語で、日本語で復活祭、フランス語ではパック(Pâques )、イタリア語(Pasqua)ではパスクア、スペイン語ではイタリア語と同じ発音?でパスクア(Pascua)の様です。
イースターは移動祝祭日で年によって日付が異なります。(だから移動なんですね~。)
基本的にはは春分の日の後の次の満月の次の日曜日とされていますが、教会によって、西方教会と東方教会でもイースターの日は異なるのだそうです。
出発日は7の時フライトに合わせて、空港への車を5時に予約してっと、なので朝は4時起きでした。
ロンドンからダイレクトフライトでサンセバスチャンへ行くにはビルバオかフランス側のビアリッツ。
スムーズに目的地のサンセバスチャンへ行けそうなので、ビルバオ行きにしました。
1時間45分ほど飛行機に乗って到着~。
ビルバオ空港小さいのか?入国審査職員が2人しかいなくて、そして私達は列の最後尾で結構な時間が掛かりましたーー。
ビルバオからサンセバスチャンへは空港からバスが出ています。
英語読みでサンセバスチャンはバスク語ではDonostiaと言うのでバスの行先はDONOSTIA-SAN DEBASTIANとなります。
入国審査で時間がかかってしまったので、予定の11時のサンセバスチャン行きのバス(PESA)に乗るのに、走った走った~。 (*´Д`)ハァハァ
ここでも最後尾でしたが、最後に2席残ってた席に座る事ができました。ホッ。
座席後ろにはロンドンで(どうも)金融関係のお仕事をされてる日本人男子3人組の話を聞くつもりなくも(笑)耳にしながら内心 『へぇ~、そうなんだ~、良く知ってるね~、若いのに』、なんて感心しながら、75分後にようやく到着しました。
地下のバス発着ターミナルを出ると、ウルメア川にこんな立派な橋塔が。
フレンチ小径
ウルメア川
旧市街に近いホテルはチェックイン時間前だったので、荷物を置かせてもらって、街の地理と規模を覚えるために、さぁ~街散策開始です。
今晩のお目当てのバルのための下調べもあります。笑
昼間からこんなにたくさんの人であふれています。
ま、イースターホリデーですからね~。
サンタマリア教会
バルを覗いてみたら。
この下もバルでしたが、昼間は気が付かず、このハートばかりに見とれていました。
ずんずん歩いて行くと、海岸にでます。
こちらは町役場だそうです。
その前には広場があります。
コンチャ湾
ビーチに出てきました。
ぐるぐるっと歩き回ってホテルに戻ってチェックイン。
お部屋でゆっくり(昼寝)してから再び街へ~。
予習しておいた最初のお店へGO~
Nestor
住所:Pescaderia 11, San Sebastian - Donostia, Spain
やった、すいてる~!
早速、元気な声で
私:『小さいビール(スリト)とステーキとトマトを下さい』
お店の人:『OK、でも待ってもらう事になるよ』
主人:『何分待つ?』
お店の人:『さぁ、ちょっとわからないな~、たくさん待ってるからさ~』
私:『じゃ、トマトだけ』 *ここのトマトは絶対食べてくるべし、と言付かってた。
お店の人:『それでも待ってもらうことになるんだ』
私達:『・・・・・じゃ、後で来るわ』
そして、気を取り直して次の店へGO~
サーディン専門のお店。
住所: Calle Pescaderia 5, 20003 San Sebastian - Donostia, S
お店の人はとっても親切でここはサーディン専門で、パンの上にものせれるし、パンなしでもOKだよって。
英語のメニュー用意しています。
サーディンと何かプラスのお店。
ここでは最初のピンチョスであまりに嬉しすぎて写真撮るのを忘れました。笑
旅行の前に友人、同僚にバル巡りの鉄則を教えてもらっていました。
それは、小さいビール(スリト)とピンチョス1品(おススメの)で次の店へGO。
鉄則に従って次のバルへ。
しか~し、暗くてバルリストと地図が見えず、明るいところでのぞき込んでいたら、どこかから来たおじさんものぞき込んできて、『どこへ行くの?ああ、ここは今日閉まってるよ。ああ、このバルはあそこを曲がって右側、このバルはまっすぐ行って一つ目を左に曲がっていくんだよ。ここは美味しいよ』って教えてくれました。
おじさんはスペイン語で教えてくれてて、私は身振りや少しの単語で、主人はイタリア語で話して。笑
どこにも旅行者に親切な方がいるんだな~って嬉しくなりました。
おじさんの言う通りに一つ目のバルに行ったら、さっきのサーディンのバルと同じ通りでした。
お次はウニが食べるというバル。
住所:Calle Pescaderia 10, San Sebastian - Donostia, Spain
Nestor も TXEPETXAも古い感じのバルでしたが、こちらは店内明るくモダンなおしゃれな感じです。
中に入って、少し隙間のあるカウンターに入り、スリトとウニを注文したら、お店のお姉さん、『もうウニはないわ』って。
がっかりーーー。
でも気を取り直して、目の前のピンチョスを頂く事に。
そしたら隣にいた長身のお兄さんが『あそこにウニが1つだけ角っこに残ってる』って教えてくれました。
わ、なんて親切なんだろう~と感心してる間に、最後のウニ、誰かに取られちゃった・・・。
お店の雰囲気はこんな感じです。
黒板には温かいメニュー(カリエンテ)もあります。
食べなかったけどこんなドレスを着たエビも。
ここでは鉄則(なのに?)を破って2品くらい(ウナギの稚魚とタコ)食べました~。
そして次のバルへ。
住所: Mayor 21 | Parte Vieja, 20003 San Sebastian
こちらはサンタマリア教会のすぐ近くにありました。
エスカルゴもありました。こちらは温めてくれました。
それにしても多かった。
途中で他のお客さんにも食べてもらった。
ここでは赤ワインをオーダーして、ピンチョスも2品くらい(エスカルゴも入れて)に抑えて。
どうも、私はタコに触手が向く見たい。
えび(伊勢海老は別よ)よりもタコ。いかよりもタコが好きかな~。
このバルを出て次の目的バルについたら、お客さんがすごく並んでたーー。
店の中も覗けないぞ。
このバルはリストにも、何年か前のフィガロにも掲載され、主人の同僚からもお奨めのバルだったので、すごくすっごく心残り。(シュン・・)
聞いてたの、『すごく並ぶよ~』って。
並んでまで食べるのが嫌いな主人がいるので、『ま、明日もあるし』って、バルリストをみていたら、な、なんと、道を教えてくれたおじさんがまた覗きこんできたんです。
『あ~。また会いましたね~』
おじさんも『ちゃんと行けたかい?食べれた?』ときいてくれたりして。
『今からもまだ行くからおじさんも一緒に行こう~、お奨め連れてって~』って3人で一緒に行くことに。
もちろん言葉はスペイン語。
おじさんは英語が話せず、私と主人はスペイン語が分からない。
主人はイタリア語が話せるので、ラテン語繋がり?でおじさんと会話できてたみたい。
道すがら、すれ違う町の人とも挨拶して、おじさん顔が広いのかな?
そうこうしてたらおじさんのお奨めのお店に到着。
着いたバルは少し暗がりで、おしゃれな若者が来るクラブのような雰囲気。
おじさんは何を飲むか聞いてくれて、オーダーしてくれました。
主人に『おじさんが払おうとするから払わせちゃダメ、おじさんの分も払ってきて』って行かせたんだけど、結局おじさんが買ってくれました。
おつまみまで頼んでくれてました。
全然知らない、さっき会ったばかりの言葉もわからないイギリス人と日本人に、この有名な観光客だらけのサンセバでこんなに優しくしてくれるなんて感激感激でした。涙
おじさんの名前を聞いて、バスク語もしゃべれるの?とか話してたら、おじさんはその先の店に友達の日本人がいるんだ、って。
おじさんは赤ワイン飲み干したら、『楽しんでね』って帰っちゃった。
もちろん、2人でお礼言ってハグしてね。笑
おじさん~、ありがとうございました。
ちょこちょこと飲んで食べただけだれども、結構お腹もいっぱいになったので、ホテルに戻る前に夜の海辺へ行ってみました。
夜は夜でお昼間とは違った印象です。
ホテルにもどる道すがら閉店間近のケーキ屋さんを見つけました。
ココナッツケーキ
レイヤードケーキ
RUSOっていう名前なのね。
こちらはバスクの代表的なケーキ、その名もガトーバスク。
バスク、サンセバスチャンの長い第1日目が終わりました~。
お目当てのバルに行けなくっても、親切なおじさんに出会えて、と~っても楽しい幸先の良い到着日でした。
翌日もじっくり街を巡ります。
今日のロンドン運河です。
陽ざしはあるけど、まだまだ寒いロンドンです。
なんと、朝は8度くらい、お昼は13度。
ダウンコートとまだ手袋しています。