前回の『かんたん♪薬膳診断』
結果はいかがでしたか?
A、B、Cすべてが2個ずつだったとおっしゃる方もいて(笑)、人それぞれだと思います。
中医学では、食べ物を「体を温めるもの」、「体を冷やすもの」、そして「そのどちらでもないもの」の3種類に分けて考えるとお話ししました。
今回は、温める食物と冷やす食物を表にしましたので、ご自分の身体の特徴に合わせてお役立てください。
愉しみながら薬膳を取り入れていただけると思います。
体を温める性質の食物 体を冷やす性質の食物
~冷える体質の人に~ ~熱タイプの人に~
穀類 もち米 インディカ米 小麦 大麦 ハトムギ
小麦粉製品 いんげん豆 麩 そば アワ 緑豆 豆腐
野菜 蕗 小松菜 蕪 うど 葱 牛蒡 茄子 ほうれん草
しょうが シソ 玉葱 生大根 胡瓜 セロリ トマト
ニンニク ニラ カボチャ 苦瓜 タケノコ 芹 三つ葉
山葵 豆もやし 春菊 もやし アスパラガス
果物 桃 桜桃 あんず 栗 柿 梨 西瓜 オレンジ
梅干 なつめ クルミ みかん 柚子 金柑 びわ
松の実 キウイフルーツ 桑の実
パパイヤ バナナ 羅漢果
畜肉 鶏肉 鶏のレバー 鹿肉 兎肉 ラード 羊レバー
マトン
魚介類 鯵 ブリ 鰆 鮭 マグロ ハマグリ 昆布 シジミ
太刀魚 鮎 鰯 ニシン カニ ヒジキ 海苔
海老 赤貝 ムール貝
調味料 大豆油 菜種油 黒砂糖 卵白 バター ごま油
酢 酒 胡椒 シナモン ウーロン茶 緑茶 白砂糖
食塩 味噌 醤油
これらの食物は、単純に体を温めたり冷やすだけでなく、
■温める性質の食物は、栄養成分の吸収力を高めたり、
■冷やす性質の食物は、老廃物を排出したり、にきびやおできなどの炎症を食いとめる働きがあるのです。
ご紹介したほとんどは、いつものスーパーで買える身近なものばかり。
食材選びに困った時などに参考にしていただければと思います。
いつもありがとうございます。

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