こんにちは。

さいたま市のお料理教室 『 atelier pata 』 の nanaoです。


先日の 、『 まぐろ丼 』 は体をあたためるごはんです!でもご紹介しましたが、食物には体を温めたり、冷やしたりする作用が備わっています。  (どちらにも分類されないものもあります)


これを知ると、食べ物のかたよりで体を冷やしすぎるリスクを回避することができます。


例えば 「 お蕎麦 」 。


ふたりごはん ときどき ひとりごはん

                                             画像はお借りしました。

これは冷やす作用のある 『 寒涼性食物 』 です。


でもここに、温める作用 『 温熱性食物 』 の ねぎ や わさび を入れることによって温・冷のバランスがとれ、体への負担が減るんですよね。


ちょっとめんどうに聞こえるかもしれませんが、日ごろわたしたちがよく口にする 「風邪を引いたからこれを食べよう」とか、「最近、便秘が気になるからこれを食べてる」というのと同じことなんですよ^^


身近でしょ?



おもしろいのは、一見同じように見える食物が、反対の性質だったりすることです。

(以前、コメント欄でかつおを「冷」と表現したかもしれませんが、すみません!かつおは「温」でした)



■似ているようで違う食物の作用

 ・ まぐろは 「温」 だけど 鮭は  「冷」 

 ・ 鶏肉は 「温」 だけど 合鴨は 「冷」 

 ・ えんどう豆は  「温」 だけど 緑豆は 「冷」


ちょっと興味をひかれませんか?


では、ここで問題です^^

「 エビ 」 と 「 カニ 」 どちらが寒涼性食物でしょうか?



                 ↓


                 ↓


                 ↓




                 ↓





                 ↓




                 ↓



       正解は 「 カニ かに座泡 」 でしたー!!



みんなを夢中にさせる カニ は体を冷やすんですね。

おいしいのにー!(><;)


でも大丈夫♪


カニ(冷)を食べる時に添えてある、 カニ酢(温) につけて食べれば、バランスとれますよ♪


身近で使える知識がたくさんの薬膳、興味がむくむく湧いてきます~!

これからもわたしが 「へぇ~!」 って思った知識をシェアしていけたらなと思います。


ちょっと役立つお話でした^^



                             いつもありがとうございます。

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