こんにちは♡
本日はNISA(ニーサ)という制度について、
ご説明しますね♡
NISAという単語、数年前に日本で始まったのですが、
CMなどでもたくさん流れていたのを覚えていらっしゃいますか?
でも、横文字だし、
(金融出身の私ですが、横文字苦手・笑)
中身がイマイチつかみづらいですよね・・・。
なるべくわかりやすくご説明します♡
NISAとは、日本語で、
少額投資非課税制度
と言います。
株や投資信託などの取引では、
税金がかかります。
具体的に言うと、
1.買った金融商品を売却したときに、
値上がりして利益が出た場合
2.株の配当金や投資信託の分配金を受け取った場合
です。
NISAは、5年間、年120万円までの投資額であげた利益に対して、
非課税にする、という制度です。
ちなみに、本来かかる税金の税率はいくらくらいだと思いますか?
5%?
7%?
実は、所得税と住民税をあわせると、
20.315% もかかるのです!!
すごく大きいですよね!
5万円の利益をあげたとしても、
1万円以上、税金で取られてしまうなんて、悲しいですよね。
それがゼロになるというのは、
とっても大きいことなのです。
利益がまるっと、自分のものになりますからね♡
ちなみに、私ももちろんNISAを枠(当時は年100万円)の上限まで、
使っていましたよ♡
対象は、
上場株
ETF(上場投資信託)
REIT(不動産投資信託)
株式投資信託、
などです。
国債や預貯金、ゴールドなどは対象にはなりません。
取り扱い金融機関は、
証券会社だけではありません。
銀行や郵便局、信用金庫、生保などでも使えます。
そして、金融機関は毎年変更することも可能です。
最近は、銀行で投資信託に投資をする方も多いようですね。
それも、対象になります。
投信で投資に慣れたら、証券会社で株もやってみよう!と思ったら、
翌年にNISA対象口座を変更するのもアリですね♡
いくつかあるのですが、
最も重要な2つをご紹介します。
① あらかじめ、NISA口座を開設する必要あり
明日、NISA制度を使って株を買おう!
といきなり思い立っても、
それはできません。
NISAには専用の口座開設書類が必要です。
また、その書類には税務署のチェックが必要ですので、
開設には時間がかかることをご留意くださいね。
② 損益通算ができない
投資初心者さんには、
まだあまり関係がない話かもしれませんが、
とても大きな特徴ですので、説明しますね。
普通口座で株取引などをした場合、
利益だけでなく、損失が出る場合もあります。
税金は利益にかかると上で書きましたが、
もし損失もあった場合、
プラスとマイナスで相殺ができるのです。
A株で10万円の利益が出て、
B株で5万円の損失が出た場合、
10万円に税金がかかるのではなく、
相殺したあとの5万円に課税されます。
これが、損益通算です。
NISAでない口座で利益が出て、
NISA口座で損失が出ても、
この損益通算ができません。
課税口座で利益が出た分は、
満額支払う必要があります。
もし、投資に慣れてきて、
いろいろ取引される場合は、ご注意くださいね。
株や投資信託への投資をお考えの場合は、
NISA制度はぜひぜひ利用すべきものです!
また、この制度は永続するものではなく、
2023年までの制度です。
この制度があるうちに投資を始めた方が、
オトクな気がします。
(煽っているわけではないですよ!)
ネット証券の中には、
NISA口座の売買手数料がゼロのところもあるようです。
早めにお金の勉強をして、
きたる投資タイミングでこの制度を活用できるよう、
準備しておきましょう♡
この制度から派生した、
ジュニアNISAや
つみたてNISA(2018年からスタート)についても、
のちのちブログに書こうと思っています♡
本日もお読みいただき、ありがとうございました♡
次のブログでは、
投資信託って何?
ということについて、書いていきますね。
それでは♡
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