目と耳からの情報
１０年ほど前、日本でも大きな災害がおきた。
私が、住むところから遠く離れた場所での出来事。
同じ日本での出来事だったが、どこか
他人事のような感覚。
当時はテレビをつけっぱなしの生活をしていた。
それが当たり前だった。
テレビは、ほとんどそのニュースだった。
意識していなくても、耳からその情報を聞き続け、時々目に入る。
ある日おこった異変
２週間ほど経った頃、身体に異変が起こった。
原因不明の胃腸炎。
体調不良。
当時通っていたジムもしばらく休もうと思って、電話をした。
するとコーチから、尚更来てトレーニングしろと言う。
こんな時に？なんで？
と、思ったが、そのジムは元気な人が通うところではなかった。
入院中の人が病院を抜け出し、リハビリにきたり、
歩けなかった80代のおばあちゃんがトレーニングにきたり、
出産に備えて妊婦さんもきていた。
元気で、スタイルを良くしたいなどの人はよそへ行くよう断るところだった。
私も以前、体中蕁麻疹が出たときにも来るように言われたことがある。
薬に頼らず完治に２週間ほどかかった。
体の中のストレスを運動という形で発散させる。
けして無理はしない。
激しいこともしないが、ゆっくりでも少ない動きはピンポイントに刺激を入れる。
肝臓の機能を、薬に頼らずに治したことがある。
体の異変の話題に戻る。
最近の生活リズムを聞かれた時に言われた言葉。
テレビを消して生活しなさい。
はじめて知るテレビの影響
かわいそうな出来事だが、
あなたが体を壊してどうするの？
不調の原因はそこだった。
そう、私にも自分の生活がある。
今ある生活を大事にできないで、同情だけでは人は救えない。
それどころか、報道を流し続け体調不良になってしまった。
当時、そういうアーティストも多く、
活動休止した人も多かった。
もし今、私の助けが必要とされても動けない。
視覚、聴覚は本人が思っている以上に体の影響を受けるのだとはじめて自覚した出来事だった。
学びに変える
先日も痛ましい事件があった。
ちょうど仕事が休みの日。
最近の私は全くテレビは見ない。
必要なことはネットで入ってくる。
最低限の情報をだけを知り、後は好きな
動画や音楽を聴いて過ごした。
自分から情報を、追いかけなかった。
（Twitterは少し目に入った）
この１年ほどの生活リズムの変化で、
テレビがなくても大丈夫な生活になった。
もちろん今世の中で起こっていることを知ることは大事だが、深堀りをすることはない。
そうやって身を守り、心の健康を保つ。
温泉もちょっとお休み。
（ワイドショーの話題がイヤでも耳に入る）
これも自分を、大事にすることの１つ。
身体の反応は遅れてやってくる。
では また。
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