松浦の太鼓
まつうらのたいこ
雪の降る両国橋のたもと、久しぶりに出会った其角と源吾。 其角が上の句「年の瀬や水の流れと人の身は」と詠む。源吾が付けた「明日待たるるその宝船」。 其角からお殿様松浦公に伝えられる。 仁左衛門が大名松浦鎮信公を演ずる。 俳諧の宗匠宝井其角を歌六、松緑が大高源吾、米吉が源吾の妹お縫。 やっぱり仁左衛門すごいな。 年の瀬も迫るこの時期にふさわしい心に染みる芝居であった。
鎌倉三代記
かまくらさんだいき
安達籐三郎実は佐々木高綱(芝翫)が竹本の浄瑠璃の演奏で、籐三郎は実は高綱であったと正体を表し見得を切る。 成駒屋! 最後のところは、面白かったが、前半は寝てしまった。
顔見世季花姿絵
かおみせづきはなのすがたえ
春調娘七種
三社祭
教草吉原雀
春調娘七種は、蘇我五郎(種之助)、十郎(染五郎)、静御前(左近)。 三社祭は巳之助の悪玉、尾上右近の善玉。 教草吉原雀は又五郎、歌昇、孝太郎。 三社祭の巳之助と尾上右近のスピード感のある踊りが楽しかった。