今年も、ハウス栽培ではなくではなく、畑で取れた真っ赤なトマトが出はじめました。
やっぱり、太陽の下でたくさんの光を浴びて栄養がぎっしり詰め込まれた真っ赤なトマトはおいしいですね。
このトマトには、血行の源になる黄色い色素「カロチン」と、赤い色素「リコピン」が含まれています。
あのトマトに含まれる赤い色素「リコピン」は、トマト、スイカ、柿、ピンクグレープフルーツなどにも含まれる赤い色素です。
トマトは、日光を浴びて熟する時、その光線から自らを守るためにリコピンを必要とするといわれています。
また、同じトマトでも、半熟よりも完熟の方が、ピンク系のものより真っ赤な色のもの方がリコピン量は豊富なんですよ。
野菜や果物は、紫外線の刺激から身を守るためにリコピンを蓄えますが、十分に日に当たって育ったもの、熟したものほど含有量が多くなります。
また、リコピンを含むカロテノイドは油に溶けやすい性質(脂溶性)のため、油を使って調理すると吸収率が高まります。
■このリコピンとは?
注目の抗酸化物質で、人間の体に悪影響をもたらす活性酸素を退治してくれる科学物質。
■活性酸素とは?
最新の学説では、ガンを発生させる原因の一つが活性酸素と言われている。
活性酸素が遺伝子を変異させ、正常な細胞をガン細胞に変えてしまう。
その活性酸素は増え過ぎると、ガンや動脈硬化など体に悪影響を与える物質。
■増加の原因は?
排気ガス、ストレス、紫外線、喫煙など、まさに現代の環境そのもの。
リコピンパワーは現代人に本当に必要とさせるものといえますね。
リコピンを摂取していれば、活性酸素を退治してくれるため、ガンの発生率を下げることができるといいます。
■赤いほど多いリコピン!
・トマトジュースに使われるトマトは加工用のトマト。
・これは生食用とは違い真っ赤に熟すタイプのもの。
・含有量は多く、トマトピューレは100g中25g、ジュースの2.5倍
・ケチャップの赤い色はリコピン!
■リコピン濃度!
・トマトケチャップ・・・ リコピン濃度100g中20g
・トマトケチャップのリコピン濃度は、トマトジュースの2倍
■リコピン、一日に必要な15mgとは?
・トマト 約500g(Lトマト2個)
・プチトマト 約250g(約17個)
・トマトジュース 約160g(1本弱)
・ホールトマト 約170g(1/2缶弱)
・トマトピューレ 約60g(大さじ4杯弱)
・トマトケチャップ 約75g(大さじ4杯強)
■一生を通して「リコピン」は大切な役割 を果たしてくれます。
・胎児・幼児~赤ちゃんが初めて出会う「酸素」
・若年層~「リコピンダイエット」
・中年層~「血糖値をコントロール」
・壮年層~血管をきれいに
・高年層~「リコピン」で痴呆対策
■効率よくリコピンをとる方法!
・オリーブオイルなどと一緒にトマトソースにする
・シチューのベースなどとして調理する
・トマトジュースやピューレー、ケチャップなどの加工品を利用する
・朝食などにトマトジュースと牛乳を組みあわせてとる
(牛乳の脂肪分によってリコピンの吸収が高まり、また女性に不足しがちなカルシウムもあわせて補うことができるからです)
ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるように、「病人が減る」ということわざもあるようです。
トマトは中身を知るほど、食べるほどこんなにいろんな役目をしている野菜、お医者さんは青くなりますよね。
これからの食卓は、生のトマト、トマトジュース、トマトケチャップ料理とにぎやかになりそうです(笑)
特に女性にとっての嬉しいトマトジュースと牛乳の組み合わせは、美白や美肌にもいいかもしれませんね。
【参考サイト】
■野菜の色「赤」「黄」「緑」「紫」の4つの色素の働きと力がわかります!