こんにちは、5期生のKaoriです。
毎年楽しみにしている
「関西菌類談話会」のきのこ展が新型コロナのため
開催中止となりました。
無念です。
きのこといえば!!
ベニテングダケ、赤色にぽちぽちとした白の可愛い斑点。
Theきのこ。
きのこ界のアイドル。それがベニテングダケです。
高さは10~25センチほど。キノコの中では大型の分類だそう。
ヨーロッパでは、幸せをもたらしてくれるという存在で古くから信仰されています。
白雪姫や、アリスにも出てきます。
あと、マリオにも出てきますよね、赤いキノコ、白い斑点。
たべると大きくなったり小さくなったりするっていう、あのキノコです。
赤い色に白の斑点といえば、サンタクロース。サンタクロースも、煙突に入るときに小さくなります。
なんだか、大きくなったり小さくなったりする存在なのですな。
10世紀ごろには、バイキングが戦闘前に紅天狗ダケをたべて、気持ちを高揚させていたとか
シャーマンがトランス状態になるためにタバコとして使っていたり
信州ではベニテングダケを塩漬けにして食べたりもしています。
保持する毒の成分には、イボテン酸がはいっており
イボテン酸は、味の素にはいっているうまみ成分のグルタミン酸の20倍もの濃さがあるため
美味しいにちがいない!!!という声もあります。
1本たべるとめまいや吐き気、幻覚を見るといわれています。
5~10本食べると、お酒に酔ったような状態になるのだといわれています。
旨味と幻覚が同居しているわけで、幻覚という点で、
サンタクロースやマリオ、白雪姫やアリスなんかはぴったりとくるものがあるのではないでしょうか。
それにしても、毒きのこなのに、こう怖いというよりかは
神聖な存在、幻想的な存在、不思議な存在、という感じですね。
このベニテングダケ、レメディとしてはどんな状態を変化させるのでしょうか??
このレメディは、主に痙攣や筋肉の震え、てんかんなどに使われます。
そして、平衡感覚がちょっと苦手なことがあります。
階段を上手に上り下りできなかったり・・・まさに、お酒を飲んでいる状態、みたいですね。
アルコールがかなり好きなタイプも多いです。
そして、きのこのいしづちっていうのでしょうか??
きのこの脊柱的な?そこが弱い。脊柱が敏感な人が多いです。
きのこは、冷蔵庫でうっかり冷やしすぎると すぐに凍ります。
きのこは寒さに弱いのですが、このレメディも、そう。
しもやけにもよく使われます。
アレンのキーノートにもあります(アレンのキーノートは1~2年中にはなんとか完訳予定です)
Uncertainty in walking, stumbles over everything in the way; feels pain as if
beaten, when standing
歩くのが下手。笑
以前きのこを処方したクライアントさんをじっと見ていると
階段を降りるのがとても苦手そうでした。
もう、それはそれはゆっくりと、ふらふら降りるのです。笑
しあわせのシンボルの毒キノコ。
それをお渡ししたクライアントさんは、なんだか、いつもしあわせそうにふわふわと笑っていました。