「ワークインライフ」をテーマに
ひと・モノ・お金の情報を50代女性目線で
とことん深堀りしてお届けします
ファイナンシャルプランナー
荒井千珠代（あらいちずよ）です。
50歳を過ぎたら誰もが気にし始める「老後資金」についてお話します。
多くの方が、
子供の独立などで自分自身の老後に目を向けるようになります。
でも、具体的にいくら貯金が必要なのか分からず、
漠然とした不安を抱えていませんか？
老後の生活費はいくら？
まず、老後に必要な生活費を知ることが大切です。
夫婦2人での最低限の生活費は月約22万円、
ゆとりある生活を送りたい場合は月約36万円が目安とされています。
必要な老後資金を計算してみよう
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65歳から80歳までの生活費：
- 最低限の生活を送る場合、
65歳から80歳までの15年間では約4000万円が必要です。 - ゆとりある生活を送る場合、
同じ期間で約6500万円が必要になります。
- 最低限の生活を送る場合、
-
80歳から100歳までの生活費：
- 一人で生活する場合、月々の生活費は約11万円となります。
80歳から100歳までの20年間では約2600万円が必要です。
- 一人で生活する場合、月々の生活費は約11万円となります。
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総額：
- 65歳から80歳までの15年間で約4000万円（最低限の場合）
- 80歳から100歳までの20年間で約2600万円
合計で約6600万円が必要となります。
年金の確認
次に、年金額を確認しましょう。
夫婦で月22万円以上の年金があれば、
基本的な生活費は年金で賄えます。
年金額は年に一度届く「年金定期便」で確認できます。
不足分をどうする？
不足する生活費は今から積み立てていきましょう。
たとえば、
夫婦で月の年金が合計22万円に満たない場合、
その差額を貯蓄で補います。
趣味や予備資金も考えよう
老後は旅行や趣味にお金を使いたいですよね。
こうした予備資金も考慮して計画を立てましょう。
不安を解消するために
数字にしてみると、
漠然とした不安が具体的な目標になります。
老後の生活費や年金額を具体的に知ることで、
必要な貯金額が明確になり、不安が安心に変わります。
50歳を過ぎると、
老後の資金が不安になるのは当然です。
でも、具体的な数字を知り、
計画を立てることで、
その不安は大きく減少します。
無理のない節約をしながら、
自分らしい老後を迎えるために、
今から準備を始めましょうね。
お金についての制度やノウハウは、
YouTubeや本などで学ぶことはできるけど、
その前に、
自分に合ったお金の習慣や方法を
身につけることが大事。
ひとりひとりの個性を生かして
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