家族の状況に応じた保険の見直

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ファイナンシャルプランナー

荒井千珠代（あらいちずよ）です。

「死亡保険に入っておいた方がいいの？」
といったご相談をよく受けます。

中には、複数の保険に加入していて、
どこに何の保険があるのかわからなくなっている方も
いらっしゃいます。

こうした場合、
保険の重複を避けるためにも、
定期的な見直しが必要です。

保険は一般的に5年、10年前に加入したまま
放置されていることが多いですが、
家族構成やライフステージの変化に応じて、
見直すことが大切です。

家族の状況に応じた保険の見直し

たとえば、私の場合、
10年前は子供が高校生と中学生で、
これから教育費が最もかかる時期でした。

そのため、親が亡くなった場合の安心を確保するために、
死亡保険金の重要性を感じていました。

また、
病気やがんになった場合の収入減少に備えるために、
医療保険も充実させました。

私が保険を見直したのは、
子供が社会人になるタイミングで、
保険の更新が3年後でもあったため、
見直しを決意しました。

10年更新型の保険から、
一定期間の保障が続くタイプに切り替えました。

これにより、
長期的に安心して生活できるようにしました。

終身保険と定期保険の違い

終身保険は積立型のように
解約した場合にも払い込んだ保険料以上の解約金が戻ることがあります。

もし保険料を払い続けられるのであれば、
終身保険を継続することをお勧めします。

一方、定期保険は一定期間の保障で、
満了後は何も残りません。

家族のニーズに応じて、
どちらが適しているかを考えることが重要です。