ハロウィン、盛り上がってましたね。
今年は冬の入口のドアが大きく開いて、北風吹いてきたかと思えば、バタンとドアが閉まって、夏の熱気が後ろから襲ってきたりで・・・
右往左往のニルマーラさんでございます。
ハロウインってさ!
元々はケルト民族にとっての大晦日だったらしいのですが、
なんだか・・お盆となまはげが混じったようなお祭りだね。
日本人はお盆の時期には、ご先祖さんお帰りなさいって、向かい入れるけど、
ハロウィンはあの世の化物がこの世に入ってくる。
日本のなまはげは、「悪い子はいねぇか~~」と化け物が乗り込んできて、子供たちは隠れるけど、
ハロウィンは、化物来たら、自分も化物に化けて、だまくらかす。
西と東じゃ、対応が真逆だね。
そう!
「ガープの世界」って映画、知ってます?
(小説の映画化です)
80年代に公開された映画で、
主人公のガープの母親は看護婦さん。
旦那はいらないけど、子供は欲しい!
・・と思ったガープのお母さんは、植物状態になっているのに、
・・子供が作れる状態の・・・
今!まさに死のうとしている男性患者にまたがって・・・
おみごと!
ガープを身ごもります。
ガープを演じたのは、今は亡き「ロビン・ウイリアムズ」
物語には、暴力・セックス・不倫・性同一障害などの、
まさにアメリカの側面が表現されているのだけど、
決して、湿っぽくはない!
アメリカは乾燥している国だからね。
欲望と正義の狭間を、まさに今のこの気象のように、いったりきたり、ガープも葛藤しながら成長します。
そんな、姿を淡々と描いています。
欲望という化物が襲ってくれば、素直に欲望を満たし。
だけど、正義も忘れたくないから、それなりに努力する。
なにげに・・ハロウィンな世界じゃん!と・・
訳わかめな妄想をしてしまうニルマーラさんです。
むっちゃ!唯我独尊・猛女かあちゃんは、自伝を出版したら、
ウーマンリブの旗手となり、有名人に。
最後は反ウーマンリブに暗殺されてしまう。
ガープも若くして、妻と子供を残し死んでしまう。
ラストのガープが死んでいく様子の描写が、
印象的な映画でした。
この映画は、ニルマーラさんが、子供が小さくて身動き取れなかった時に、家でビデオで観た映画です。
ガープのかあちゃんみたいに、生きてみたい気はするけど・・
暗殺されるの怖いから、ニルマーラさんには、真似できません。
(はじめっから!むりむり!)
そうそう!2日前でしたか、ニルマーラさんは、
FBの「小田原大好き女子会」のオフ会に、お誘いを受け参加させていただきました。
主催者の実希さん。素晴らしい人で、育児で身動き取れない若いお母さんの為の企画でもありました。
たぶん、いや!間違いなく!ニルマーラさんが一番の高齢者でした。
若くて綺麗な人達の中、本当に楽しませていただきました。
中でも!ずっと、わたしと一緒にいてくれたMさん。
その日、初めて会った方で、Mさんは車で会場に向かう途中
わたしを拾ってくれたのです。
Mさんは、全然、ニルマーラさんよりお若いのに、
まるで、ガープの母ちゃんみたいに自立していて、車で行きたいところは、どこでも行ってしまう行動力の持ち主です。
なのに、旦那さん・子供たちのことにも気を配っていて、
日本の女性の心を忘れない、ガープの母ちゃんって感じの方でした。
一緒にいる間、とても楽しく、たくさんお話しました。
好きに生きても、子供からも、旦那さんからも、そっぷを向かれないで、大事な存在として必要とされるような母親でいるって、
ガープの母ちゃんぐらいに、自分を信じていないとできないことだと思います。
Mさんを、ニルマーラさんと繋げてくれた、実希さん!
あなたも・・ガープの母ちゃんぐらい、自立してるよ!
(たとえが変??)
感動の一日が終わり、
ハロウィンとなりました。
ハロウィンの日、
我が家の裏となりにお住まいのフランス人御夫婦は、
仮装して、道行く人たちにチョコレートを配っていました。
ニルマーラさんにも!わざわざ呼び止めてくれて!くれたの!
とりあえず・・チョコレートもらいながらだけど・・・
「TRICK OR TREAT」 って言ったら、
よく出来ましたって感じで、オー!!って言ってくれました。
おいしいチョコレートでしたよ。