きょうは雨。9月はなかなか水替えのできなかったメダカの水を替えるとき、9匹いたメダカが6匹になっていることに気が付いた。3匹どこいったの・・・ 水の底に朽ちた1匹がいて、あとの2匹は姿がなかった。

 

 まえは1匹の死にも後悔とか悲しみの気持ちが湧いてきていたのに、死に対する耐性力がついたというのか、それほど悲しくない自分に驚く。母が亡くなってひと月あまり。死は悲しいことなの? みんないつか死ぬんだから仕方ないことなの? こんな冷酷なことでいいのかな私。

 

 いろいろ考えながら、午後からは短歌をたくさん読んだ。実は、いま1972年の塔をまとめて読むというミッションがあって、8月末から12ケ月分をようやく読み終えた。そこから20首を選ぶという作業をするのに、付箋をつけてパソコンに打ちこんで。付箋がついたのが154首。そこから31首にしぼり、悩みに悩んでようやく20首にしたところ。

 

 その間に母が亡くなって、このミッションがあってほんとうによかったなと思った。2023年の秋に父が亡くなって、そこからうまく立ち直れない妹。母が亡くなる直前にああ、いまの私の気持ちだなと思う歌を見つけた。

 

 ・わがうちにふかくしずかに父は在り充ちゆくものを吾は信ぜむ 諏訪雅子(「塔」1972年5月号)

 

 諏訪さんも長女だったんだと思う。ほかの歌から推察すると。

 

 父は亡くなってしまったけれど、「失くした」という感覚がない。父が私たちに残してくれた言葉とか行動は忘れることはないし、きっと私が死ぬまで私の中にあって、形はなくなっても姿が見えなくてもずっと「在る」と信じている。

 

 1972年。54年前の諏訪さんが遺してくれた歌に、勇気づけられる。そうですよね。時を重ねていくにつれて人の死に出会うことが多くなって、それがすべて「失う」ことなら寂しすぎますね。中に充ちていくものを信じたいですよね。

 

 この作業を私に与えてもらったことは偶然じゃないように思えてくる。

 

 今回残った20首以外にもいい歌がたくさんあって、もったいないので、ここに少しずつ書いていきたいと思う。

 

 

 

 

  きょうは愛知県弥富市の富浜緑地で開催されたWANDAEAKE MARCHEに行ってきた。

 

  お天気もよくて晴れていて、風はさらっと吹いていてイベント日和。なっちゃんはもうドライブに慣れてきて余裕な感じ。小型犬から大型犬までたくさんのわんちゃんが来ていて、社交的ななっちゃん大喜び。

 

  わんちゃんグッズのお店がたくさん出ていて楽しめた。なっちゃんの鹿肉ジャーキー、カゴバッグ、マフラーを購入。

 

  

 

  

 

  なかでも、mable mableさんという編み物グッズのお店にすごく長くいた。売ってるもの全部かわいくて。

 

  

 

  カゴバッグの犬は初めは別の種類のワンコがついていたのだけど、白柴がいいなぁといったら、つけかえましょうかと言ってつけかえてくれた。しかも、なっちゃんの耳が茶色なことを見て、べつの子の茶色い耳をつけてくれた。感動する。

 

  木曽川を渡る時、太平洋が見えてすごくきれいだった。コンテナ船がたくさん浮かんでいた。

 

  

 

  なっちゃん、おつかれさま。(マフラー暑い・・・)

 

  

 

 9月は終わった。めまぐるしすぎるひと月だった。

 

 9月1日に母が亡くなり、仕事は2日休んだ。葬儀とか保険、年金の手続きや施設の部屋の退去など、やることがつぎつぎにあり、仕事を休んだぶん、出勤したときは超多忙になった。

 

 歌会は5つ。施設退去日と重なったためひとつはキャンセルしたけれど、あとの4つ(そのうち2つは司会・詠草まとめ)はなんとか普通にこなした。

 

 それでも後半には少し落ち着いてきて、友達がきたり、美山へドライブに行ったりもした。

 

 29日は北部出張。

 

 とおいです。特急で片道2時間半。南へ特急2時間半乗ったら白浜まで行けるし、新幹線なら東京まで余裕でいける。

 

 2時間のセミナーに立ち会ったのち、急いで特急に乗って帰った。(1時間に1本しかないし、18時を過ぎると特急がなくなる)

 

 しかも翌日は締め日だから出勤。がんばったなぁ。

 

 実は母が亡くなってからなかなか夜寝付けなかった。長く生きてきて眠れなかったことがなかったので、驚きだった。ダメージをそれなりに受けていたのか、やることが多すぎて頭がさえていたのか。3時間ほどしか寝ていない日が続いてふらふらだった。

 

 そりゃあ傘も置き忘れるな。

 

 このごろはちゃんと普通に眠れるようになってきた。

 

 10月は少しのんびりできたらいいな。

 

 

 

 きのう、出掛ける時に「傘、忘れんときや」と言われていたのに、やっぱり置き忘れてきてしまった。

 

 とほほ。

 

 生涯で日傘含めたらもう10本くらい置き忘れている。

 

 だから、もう高い傘は買わない。折りたたみはしっかり持って帰って来るから、これからはどんなに雨が強くても折りたたみを使おうかとさえ思ってしまう。

 

 いちおう、京都駅のお忘れ物受付に問い合わせてみた。京都駅は駅ビル、地下鉄、JR、近鉄と忘れ物をした場所によって受付が違うのだった。すごいな。まぁ、それぞれの管轄で対応しているのだからそういうものかとも思う。

 

 結果は「いまのところ届いていませんが、きのうのことでしたら可能性がありますので数日たってからもう一度ご確認のお電話をください」ということだった。

 

 丁寧だなぁ。ありがとうございます。

 

 古い知人のM子さんが「落としたり忘れたりしたものは、自分よりそれを必要としている人のところへ行くからすぐに諦める」と言っていたけれど、でてこなかったら、あの傘を私より必要としている人が使ってくれてるんだと思うことにする。

 

 こういう時に限って、雨の日が続くんだよなぁ。

 

 明日雨だったら、ビニール傘で出掛けよう。

 

 

 

 予定していた旅行を断念したため、連休に時間ができたので、映画を見に行った。

 

 息子は「踊る~」、私は「時には懺悔を」。それぞれ見たい映画が違うので、ふたつの映画の開始時間が比較的近いスケジュールの映画館を探した。それで高の原イオンが15分違いだったので電車で出掛けた。

 

 予告などでだいたい想像はしていたけれど、いくつか気になる箇所があって、最後までは入れ込めないまま終わってしまった。

 

 主役の西島秀俊がお酒を飲み過ぎている。つねに飲んでいる。仕事中でも葬式のあとでも。車の運転直後にもウィスキーをポケットから出してきて飲んでいる。これ、帰るとき飲酒運転になるんじゃないのとか、余計な心配がよぎる。西島さんは好きな俳優で、いろいろ見てきたけれど、最初から最後までやさぐれた感じが、どうも似合っていないように思えた。

 

 満島ひかりはやっぱりすごく巧いなと思った。でも、こちらもウィスキーをストレートでがぶのみしたあと、電話がかかってきて外へ思い切り走り出すシーンがあって、こんな直後に走れるの?と素朴な疑問がわいた。

 

 一番気になったのは登場人物みんな親子関係がうまくいってなくて、黒木華も、佐藤二郎も、西島(夫婦である柴咲コウも)、満島も。唯一、宮藤勘九郎と誘拐した重度障がい児の新の間にだけ親子の愛が行き交っている。そのふたりの暮らしを見つめるうちにそれぞれの人物が少しずつ変わって行く、というストーリーなのだけど、わかりやすくないですか、この持っていきかたという気がした。

 

 もう少し本当はうまくいっていないのに普通に暮らしている親子みたいな人物も混ざっていたほうがリアルに思えたと思う。みんながみんな崩壊状態だとどこか別の場所で起きている物語のような気がして外から眺めている感覚で見てしまうことになったのが残念だった。

 

 

 

 きょうで連休が終わる。友達が来てくれたり、息子が帰ってきて映画を観たり、ドライブしたり。遠出はしなかったけど楽しい連休だった。

 

 20日に友達のK子が来て、10時過ぎに宇治駅に迎えに行く。そのまま三室戸寺へ向かう。

 

 三室戸寺は紫陽花の名所で、ほかにも蓮とか、躑躅、紅葉など見ごたえのあるお寺なのだけど、なんにもない時期に行ったのは初めてだった。拝観料が1000円になっていたのに驚く。どこも値上げしているんだな。

 

 確かに、お花もないのに1000円払う人は少なく、いままでにないほど人がまばらだった。西国三十三箇所のひとつなので、巡っている人が数組。

 

 紫陽花や紅葉の季節に行ったことがあって、こんなに空いているのは初めて。それはそれでのんびりできるし、いつも座るところがないくらいの東屋にも私たち3人だけ。そこでずっとしゃべり続けた。K子も私も仕事のスタッフのことで話したいことがたくさんあったので、そうそう! そうなんよね! と止まらない。

 

 そのあと、宇治で有名なパン屋さんでパンを買おうとお店に向かったけれど長蛇の列で諦め、アルプラでパンやスープを買ってうちでお昼ご飯。このほうがのんびり食べられてよかったかも。

 

 K子は母のこともよく知っていて、施設にも来てくれたことがあって。二階の私の仕事部屋がいま、弔い部屋になっているので、そこでお参りしてくれた。母も喜んでいると思う。

 

 二階でも話し、リビングに降りてからもしゃべる。私の子供のころのこととか、いままで人に話したことのないような話もした。

 

 夕飯は夫の作ったロールキャベツ、マカロニサラダ。K子が買ってきてくれたおはぎなど、おなかいっぱい。

 

 母の施設の近くにあるK子の家。ときどき面会のまえに寄らせてもらっていたけれど、母の面会がなくなってもこれからもたびたび遊びに行くことになると思う。K子と話すと裡にあったものを吐き出して、深呼吸をしたような気持ちになる。

 

 これからもどうぞよろしくね、K子。

 

 

 

 きょうは予定していた伊豆高原への旅行のかわりに美山のかやぶきの里へ。

 

 お天気もまあまあよくて。

 

 途中でどうしても行きたかった映画「急に具合が悪くなる」のロケ地、京丹波町へ立ち寄った。

 

 

 

 コンビニでカップヌードルを買って(シーフードしかなかったのでそれで妥協)、あの丸太に座って食べる、もしくは写真だけでも撮ろうと思った。でも道の駅からも結構遠く、展望台への道の入り口まで車で行ってもらって、そこから一人で山を登り始めたのだけど、急に雨がぱらついてきたし、熊がでるんじゃない?という家族の脅しもあって、途中までいって、映画のシーンとよく似た京丹波町の風景を眺め、スマホに収めて下山したのだった。ちょっと残念だけど、この坂道をあのふたりがのぼったのかなとか思うと充分な気もした。

 

 

 

 途中、彼岸花が咲きそろったエリアを通る。ぴかぴか光ってきてきれいだったので車を停めて休憩。なっちゃんもご機嫌。

 

 

 

 

 かやぶきの里はちょうど蕎麦の花が満開で、台風のあとの風にゆらゆらゆれてすてきだった。

 

 かやぶきアイスもおいしかった。かやぶき屋根の家のモナカのトッピングがかわいい。

 

 

 

 夕方になってきて。雲の合間から太陽が見えてススキが揺れて。美山はどの風景を切り取っても絵になる場所。

 

 久しぶりに出張以外でゆっくり訪れることができて、急に決めて行ったドライブだったけど充実の一日になった。

 

 

 

 きょうからシルバーウィークが始まって、私は6連休。

 

 後半はなっちゃんをつれて家族で伊豆高原に行くつもりで予約をしてとても楽しみにしていたのだけど、20、21日は伊豆高原あたりに台風がやってくるという予報がでて。

 

 しばらくどうしようか考えていたけれど、22日以降は晴れたとしても、前日までの大雨で道路とか寸断されている可能性もあるかも、とか22、23日に大渋滞が発生したらなっちゃん連れては大変かも、ということで、断念した。

 

 母はこの時期を避けてくれたのかなといいふうに思っていたけど、やはり今回は家にいて母を偲ぶことにする。

 

 あしたは友人のK子が母のお参りに来てくれる予定で、三室戸寺へも行こうということになっている。久しぶりの三室戸寺で楽しみ。

 

 あさっては息子が来る予定だけれど、旅行がなくなってしまったので連泊はしないのかも。

 

 夕方、なっちゃんの散歩に出た。もう蟬の鳴き声がしなくなって、水度神社も静まり返っていた。

 

 秋祭りのまえの静けさという感じ。

 

 こういう、ひとけのない季節の水度神社も実は私は好きなのだった。

 

 

 

 今朝、水遣りをしようと思って外にでたら、朝顔がたくさん咲いていた。ひたむきに。咲いている。

 

 数年まえにいただいた宇宙あさがおも植えたつもりだったのに、種の管理が悪くて南側も東側も北側(これは北側)もすべて水色朝顔だった。

 

 でもなんか、このほうが落ち着く。うちに合っているように思う。

 

 私は「ひたむき」が好きなんだなと最近よく思う。要するにいっしょうけんめいやってるかとか、ベストを尽くしているかということ。

 

 大谷が怪我でILに入っていま休んでいる。それはこれまでぎりぎりがんばっていたからだと思う。だからそういうのは「どうぞ休んでください」という気持ちになる。そういう意味では由伸も好きだ。

 

 その点、才能あるのにいい加減なプレーをする選手は嫌い。大型トレードとか契約金が巨額とかそういうことはどうでもよくて、成績があがらなくてもひたむきに守備をがんばるとか、内野ゴロでも最後まで1塁まで走り切るとか、そこを見ている。

 

 ゴールドグラブ賞とか獲っていて、守備がうまいはずなのに、いい加減な処理をしてフライを落とすとか、打った直後に全速力で走らないとか、そういう緩慢なプレーがかっこよくない。プロなら自分の打球がヒットか凡打かわかるでしょ。なのに、ボールの行方を確かめてから速度を上げて走るとか。打ってすぐ全速力で走れば2塁まで行けたでしょ!と思うのだ。

 

 このあいだも某公的機関でずいぶん待たされた。受付したときから「待ち時間60分」となっていたから、まぁ、ここは毎回こうだから仕方ないなと思って読書しながら待った。1時間10分後、ようやく私の順番になった。受付の待ち時間をみたら「90分」とさらに長くなっていた。

 

 男「お待たせしました。きょうは雨なのでお客さんが少ないかと思ったら、小降りなせいか多いですわ」

 私「そうなんですね」

 男「あ、お母さんのお名前、僕と同じ漢字がありますね。よく読み方間違われるんですよ」

 私「はぁ、母も珍しい読み方なのでよく間違えられます」(これは社交辞令的な接客の導入方法なのか、いやに前置きが長いなと思う)

 男「たくさん書類がでますんで、少しお待ちください」(パソコンを操作してたくさんプリントアウトしている)

 私「父のときもそうでしたから大丈夫です」(プリンターから母のデータが30枚くらいでてくる。このペーパーレスの時代に、まったく改善されないのは営利団体ではないせいだろうかと思う)

 男「僕の名前が読み間違えられたのは、大学時代のゼミの・・・」

 と、聞きたくもない個人情報をべらべら話し始める。

 

 あなたのせいでこんなに待たされてるんじゃないの、みんなまだまだ待ってるんだけど。それにほかの窓口のひとは早く処理しようとしているかもしれないのに。こういう同僚がいたら迷惑なんだよな、と腹がたってきた。

 

 私「あの、主人待たせてるんで、早く進めてもらえますか」(私はこのあと市役所にも行かないといけないのよ)

 男「あ、すみません」

 

 普段は年配の人が頑張って仕事していると、応援したくなるのだが、明らかに力を抜いてやっていたこと、客を待たせてるという意識が希薄なことについ、言葉がでてしまった。ひたむきさがない。駐車料金もどんどんあがってるんだから。結局660円も駐車代がかかってしまった。

 

 そのあと市役所に行って、本籍の変更届を出した。そのときに、警察署へいって免許も書き換えてくださいと言われ、書き換えるには住民票が必要だというので、窓口で申し込んだ。もう16時40分。窓口閉まるよと思いつつ。

 

 待合場にはもう私たち以外だれもいなくなった。17時のチャイムが鳴って、職員がつぎつぎに帰って行く。私たちしかいないのに住民票だすのにそんなに時間かかるのかなと思いつつ待つ。

 

 17時20分ごろ、窓口のよこから職員の女性がでてきて、

 

 「あの、住民票ですが、いま出したら手数料が300円かかるんですよ。10月1日からはマイナンバーカードを使えばコンビニから10円でだせるようになりますけどどうされますか」という。

 「そうなんですか、急ぐわけでもないのでそれじゃあ10月に入ってからコンビニでやります」

 「ごくろうさまでした」

 

 この無駄な30分はなんだったんだ。初めに言ってよ。客を待たせるということに無頓着。なっちゃんの散歩暗くなったじゃないの。

 

 仕事はひたむきにやってほしい。

 

 

 

 

 男「

 

 きょうは母がお世話になった施設へ荷物を引き取りに行く日。11時に妹夫婦と施設で待ち合わせして、夫と4人でまずは施設長に挨拶。そのあと、常務という人が出てこられて、母の最期に立ち会った時の様子をとても詳しく話してくださった。本当にいい人たちに見送られて母はよかったなと心から思った。

 

 母の過ごした3Fの部屋。すでにほぼ片付けが済んでいて、衣類や靴などをビニール袋にまとめ、持って帰りたいものを妹と相談しながら仕分けした。

 

 それから私は施設に書いてもらう書類があったので、妹たちとは別れ、残って事務的な手続きをして、そのあと夫と中区役所へ保険証などの返却に行った。区役所への道をカーナビで検索して向かっている途中で、なつかしい屋根が見えた。

 

 あれは!!! 学生のころ、何度か行ったことのあるカフェだ。まだあったんだ・・・・ レゲエ音楽が流れていて、当時はとても「かっこいい店」だった。役所の用事が終わったら、あそこでお昼を食べよう!と私はすごくどきどきしていた。

 

 もう40年くらい経っている。まったく別の雰囲気になっているのかなとか、当時のことを知っているひとはいるかなとか、思いを巡らせていた。

 

 役所の用事を済ませて行ってみると、建物はあったけど、もう営業はしていないようだった。ちょっと残念なような、ほっとしたような気持ちになった。ぐるりとお店のまわりをまわって写真を撮った。スマホで検索したら「チッペンデール」という名前だったことがわかった。当時もそんな名前だったのかわからないけれど。2023年までは口コミが残っていてモーニングがリーズナブルとか書かれていた。

 

 ♪ そっとそこにそのままで かすかに輝くべきもの

   決してもう一度その手で触れてはいけないもの

                   (byオフコース「夏の終わり」)

 

 夏の終わりかぁ。ぴったりだな。

 

 そしてお腹がすいたまま、帰り道でなにか食べようと車を走らせていると、「えびいち」の看板が目に入った。そうだ、前から気になっていた「えび専門店」。いつもは面会が14時だったし、なかなかお昼を堺で食べることがなくて。チャンスだ。

 

 えびいちは母娘できりもりされているカウンターとテーブル(二人掛け)ひとつのちいさなお店。でもとても活気があって、常連さんたちと母娘さんたちとのやりとりが楽しい。

 

 阪神、あかんなぁ、ほんまや、もう見いひんことにしてんねん、見たら負けるし。(同感同感!)とか。

 

 「お味噌汁熱いから気を付けてね」とお味噌汁をカウンター越しに受け取ってなんだか泣きそうになった。

 

 優しいな。

 

 

 

 大エビフライ定食850円。エビフライ2尾と小鉢2つ、おつけもの、お味噌汁、ごはん(かなり大盛だから私は少な目にしてもらった)。安い!! あ~おなかいっぱい。

 

 おなかも心も満たされて帰途に着いた。

 

 チッペンデールもえびいちも。母からの労いの巡り合わせだったような気がしている。