なっちゃん脱走事件のあと、ぽつぽつ私が気になったことを質問すると、ええええええ!というようなことを夫が答えるので何度もびっくりする。

 

 当日は話の概要でなっちゃんが逃げ出して4時間くらい追いかけて、とおりかかったおばさんが捕獲してくれて帰ってきた、ということだったんだけど。

 

 私「なっちゃん、バス通りも走ってたみたいやけど、歩道を走ってたん?」

 夫「いや、車道」

 私「えええ、車道を走り続けたん? 怖いやん」

 夫「いや、ひかれたらあかんし、犬が逃げていることをアピールせなと思って、俺もずっと車道を走っててん」

 私「えええええ! なんにも持たず?」

 夫「持たずって、まぁ、ハンコは持ってた」

 

 ハンコ・・・・ ちょっと想像すると可笑しい。荷物を受け取ったときに逃げ出したから夫はハンコだけを持って草履のまま追いかけたのだ。車道を走る柴犬と追いかける草履のおじさん(ハンコ持参)・・・・ 

 

 夫「途中で、ハンコでおびき寄せようとおもって、お菓子やで~と見せたけど騙されへんかったわ」

 

 ハンコでおびき寄せようと試みるおじさん・・・・

 

 私「でもさ、ちょうどおばさんが通りかかってくれはってよかったね。散歩中やったんかな」

 夫「散歩とちゃうで、だっておばさん車に乗ってはってんから」

 私「ええええ、車に乗ってはって、降りてきてくれはったん??」

 夫「そうやで、車からなっちゃんと俺に気が付いて、逃げてることがわかって、車止めて降りてきてなっちゃんをつかまえてくはってん」

 私「すごい・・・・」

 夫「ほんま、助かったわ」

 

 いやいや、普通、車から降りないよ。すごい強固なコミュニティをなっちゃん&夫が築いていたことに驚く。

 

 普通、そこを強調して話すと思う。私なら。わざわざ車から降りてきてくれはってさぁとか、車道を走りつづけてんから!とか。報告の仕方が淡い。これは京都人と大阪人の違いか。性格の違いか。男女の違いか。

 

 あらためてすごい4時間のチェイサー劇だったことがわかった。

 

 

 

 きのうは塔の忘年歌会&懇親会だった。

 

 午後13時から17時まで歌会でそのあと移動しての懇親会。参加者は51名。元気でみなさんと再会できたこと、久しぶりに会う人たちと過ごせたことが嬉しかった。

 

 若い人が自己紹介しにきてくれたり、山城歌会に来ている人が山城歌会を褒めてくれていちばん気に入っていると言ってくれたりして、ちょっとびっくりした。山城歌会は昨年長く来ていた人たちが3人も亡くなってしまってみんな寂しいだろうなぁと思っていたから。

 

 それから、会場の京都教育文化センターから懇親会場まで鴨川沿いをみんなで歩いた。

 

 永田先生が飛び石を跳んで渡ろうと言って、跳び始められて、みんな続いて跳んで渡った。(ちゃんと橋を渡るルートを歩いて渡った一群もあった)実は私は一度も鴨川の飛び石を跳んで渡ったことがなくて、ずっと憧れていた。学生時代を京都で過ごしたひとはみんな跳んだことがあるみたいで、歌集の中に飛び石を跳んでいる歌を見つけては羨ましいな、いつかやってみたいなと思っていたのだった。

 

 みんな次々に跳んでいく。私も、このチャンスを逃したらもう二度と跳ぶことはないと思って、跳び始めた。思っていたより石と石の距離があって、かなりジャンプしないと次の石に行けない。最後のほうはだんだん空も暗くなるし、ちょっと不安になっていたところ、向こう岸の手前から2つめの石あたりでTくんが待っていてくれて、みんなを励ましてくれたので、なんとか跳べた。

 

 やったー。 ずっと跳んでみたかったんですよ。と言ったら、永田先生が「そうか、初めて跳んだのか」と珍しそうにおっしゃった。考えてみるといくら年齢を重ねたとはいえ、そもそも永田先生とは足の長さが違うのだった。

 

 懇親会では野菜料理中心のお店で歌の話から来年の全国大会の話、旅の話、年金の話(!)までたのしい話をしながらおいしい料理をいただいた。二次会にも行って、またさらに賑やかに飲み、久しぶりに帰宅が23時を越えた。

 

 これで今年の短歌関係のイベントはすべて終了した。あとは届いた歌集を読みながら心静かに新しい年を迎えよう。

 

 

 

 きのうの夢ははっきりと覚えている。

 

 小さい子供たちのイベントをやっていて、私はその運営側のスタッフで、学校の中を子供たちといっしょに走っていた。

 

 体育館の中へと入っていったとき、観覧席のような感じで椅子が並べられていて、その最前列に両親が座っていた。私は走りながら「お父さんも連れてきてくれたんやね」と母に声をかけた。ふたりともにこにこと応援してくれていた。

 

 朝、目がさめたときに妹にラインでこの夢のことを伝えた。

 

 それからしばらくしてその続きを思い出した。

 

 そのイベントの最後に、来場者に炊き込みご飯をふるまう、というシーンがあったのだった。私はお茶碗に炊き込みご飯をよそいながら、「たくさん食べてね」と言って両親に手渡していた。

 

 なんだか幸せな夢だった。

 

 父が元気にでてきてくれたことが嬉しかったし、母も夢の中ではとても元気だった。

 

 炊き込みご飯は、きのうのうちの夕飯が炊き込みご飯だったからなのか。

 

 私の心の底にいつでも両親は私たちを応援してくれている、という信頼があるんだなぁと思った。そんな環境で育ったことをとても幸せに思う。このあいだの母の言葉もそうだけど父がなんとかしてくれると、私たち家族は思ってきた。そんな頼りになる父だったのだ。

 

 父の身体はなくなってもその精神とか、信頼とかは私たちが生きているあいだ絶えることはない。

 

 写真はきょうの散歩。鴻巣山。冬の森は夕暮れの光が美しい。希望を見ているようだった。

 

 

 

 きょう、私は出勤の日だったのだけど、帰りに駅まで夫に車できてもらって、いつものように「きょうはカッパきせて散歩いったん?」となっちゃんの様子を聞くと、

 

 夫「いろいろあってん。運転中は気が散るから帰ってから話す」という。

 

 家まで5分くらいだけど、すごく長く感じた。事故にあって入院したとか、大きな犬にまた噛まれたのかとか、ぐるぐるいやなことを想像していた。帰宅したら普通になっちゃんが元気にでてきた。え、なっちゃん! 元気だ、よかった~と思っていたら、夫がきょうの出来事を話し出した。

 

 午前10時半くらいに郵便屋さんが届け物を持ってきてくれて玄関の戸をあけて受け取った瞬間、すきまからするりとなっちゃんが外へ逃げ出したらしい。夫は草履のまま、スマホももたず、家の鍵もしないで追いかけたそうだ。(不用心すぎる)

 

 追いかけること4時間。隣の校区まで追いかけ、引き返し、工事現場に入り、どろんこになり、夫の実家の近くまで行き、また引き返し、水度神社までおりてきて、散歩コースの自販機のまえあたりで知り合いのおばさんが気が付いてくれて、

 

 「まなつちゃん!」と呼びかけるとなっちゃんはおばさんのほうへ走って行ったらしい。おばさんはそのまま抱っこして捕獲。

 

 夫はおばさんからなっちゃんを受け取り、リードもないのでそのまま抱っこして家まで帰ってきたそうだ。ふ~お疲れ様。ふたりともどろんこですぐにシャワーをしたらしい。夫は草履のまま走り続けたので足のマメが3つもつぶれ、午後からのバドミントンもお休みし、さんざんだったそうだ。

 

 バス通りの結構交通量の多いところでよく事故にあわなかったなぁと考えるとぞっとする。犬が飛び出してきてバイクが横転とか、自転車や高齢者にぶつかって転倒とか、いろんな怖いことが想定されて。ほんとうにふたりとも無事でよかった。

 

 夫によると、追いかけていて見失いそうになったらなっちゃんは振り返って夫を待っていたのだそう。近くまでいくとまた逃げていくの繰り返しで4時間。大変だったね・・・・ なっちゃんは走りたかったのか遊びたかったのか。とりあえずふたりともバタンキューで今夜は眠った。玄関をあけるときは必ずなっちゃんを部屋に閉じ込めてからする、というルールができた。

 

 きょうは朝からあべのハルカスで開催されている職人技展へ行った。仕事のお客さんが出店していることもあったし、もともと職人技を見学するのは好きだから。木製のコップや皮の雑貨、硝子工芸などいろいろ見て回る。

 

 一番の目当ては「柘植の櫛」。京都でも探していたのだけど、なかなかいいのが見つからなかった。もらったパンフレットに柘植の櫛の写真があって、ぜひ見てみたいと出掛けたのだった。油の塗り方や手入れの仕方まで教えてもらい、実際に試してみて気にいったので買った。来年も働くことを決めた記念。

 

 写真は私の名前と今日の日付を彫ってもらっているところ。一生大事にしたい。木の製品のお店ではアクセサリースタンドを購入。時計やネックレスなどを掛けられる便利グッズ。(実はこれまでは息子が中学生のときにハマっていた初音ミクのフィギアにぶらさてていたのだ。それはそれで便利だったけど)

 

 それから、JRで新今宮、南海で浅香山駅まで行き、関西大学堺キャンパスで開催されていた浅香山万博まで足を延ばした。浅香山駅ってはじめて降りたのだけど、レトロで、昔のものがそのまままだ現役で使われているところがよかった。

 

  

 

 浅香山万博は外国語学部(学科?)の学生の文化祭みたいな感じで、手作り感がよかった。スーダンのシチュウとサルサ、フィリピンのバナナの春巻きを食べた。万博ではなかなか食べるチャンスがなかったので嬉しくおいしくいただいた。チェコは人気で、12時に行ったらもう食べ物が売り切れていた。

 

 そのあと、南海で難波まで行き、高島屋のリニューアル記念で開催されている「皇室御用達」の展示を見に行った。これも前期と後期で展示物が少し違う。前期のを見てよかったので後期もということで。きょうは日曜日のせいか、結構見に来ていた人が多かった。

 

 少し疲れたのでティタイム。お茶とケーキを食べて、地下鉄で梅田へ。大阪駅構内のミャクミャクグッズ売り場で4割引きでグッズが販売されているという情報が今朝入ったのでそこにも立ち寄ってみた。4割引きになっていたのはトレーナーとか、JRとのコラボのおもちゃとかもともとが高い商品ばっかりだったので買わず。でもここも満員だった。

 

 JRで京都経由で城陽へ帰宅。城陽→奈良→天王寺→新今宮→浅香山→難波→梅田→京都→城陽と、ぐるっと関西を一周した。ちょっと疲れたけどいろいろ珍しいものを見れて充実した一日だった。

 

  最近、仕事で行き詰まることがあって、来年の更新(まだ話はでていないけれど)を見送って、もう引退しようかと弱気になっていた。いまの私の気持ちをチームリーダーにきいてもらって、まぁ、春になってから考えましょうと保留ということになった。でもちゃんと話せたことによって随分気持ちが軽くなった。

 

  先週、同じチームの人が退職したのだけど、その引き継ぎを受けていた新しい人が続けられないことになり、とりあえずいまのスタッフで年内は乗り切ることになった。

 

  どうなることかと思っていたら、隣のMさんが「私が覚えて次の人に引き継ぎます」と申し出てくれた。えらいなぁ。そういう人がいてくれるから会社というのは回るのだと思う。

 

  そして、きのうは夜のセミナー。現地のスタッフと話をしていて、

 

 「ふじたさん、来年もセミナーいっぱいやりましょうね。お客さんにすごく好評なんですよ。それに、僕、セミナーの仕事好きなんです」と言われた。

 

  チラシを作ったり、人を集めたり。現地の担当者はやることが多くて大変なのにそんなことを言われて驚いた。まさか私は今年度で引退しようと思っているなんてことは言えず、「そうですね、やりましょうね」と答えた。

 

  凍りかけていた気持ちが少しずつ溶けていく。みんなのやる気で。仕事自体はやりがいもあるし楽しいんだから、引退することもないか、と思えてきた。

 

  写真はきのうのお昼の焼き肉丼。女子3人のおしゃべりもなごむ。

 

  川の縁にひっかかっていた葉っぱが上流からの流れに誘われてまた流れていくように、周囲のひとたちの気持ちややる気によって自分もやろうという力が湧いてきた。ほかにも気になることもあるけれど、とりあえず前向きにやっていこうと今は思っている。

 

 

 

 きょう、職場の人と3人でランチを食べていて、昔のことを思い出した。

 

 学生のときのこと。授業中にしゃべりすぎたかで、友達3人と私の4人が中国語の先生の部屋に呼び出されたことがあった。はじめは説教を受けていたのだったが、「先生、占いされるらしいですね」「え、ほんと? 私の将来見てください!」という流れになって、先生は私たちの生年月日や名前を漢字で書かせたあと、ひとりひとりの将来について語り始めた。

 

 みんな、どういう恋人に出会うとか、どういう職業に就くとか、そのころ興味のあることを言ってもらったのに、私だけ、

 

 「あなたは一生食べることに苦労しないってでてる」 と言われた。

 

 え、それだけ? 期待外れというか、将来食べられなくなるということは全く考えていなかったので、なんか残念な気持ちになった。あたりまえじゃないの。

 

 そして帰宅して母にそのことを言ったら、

 

 「あら、一番いいことじゃないの。食べることに一生苦労しないなんて」と言い放ったのだった。

 

 ええええ、そうかなぁ。 貧乏になっても食べ物だけは食べられるっていいことなのか。(どういう将来よ)

 

 あれから数十年が経った。確かに、これまで一度も食べ物に苦労をしたことはない。食べたいけどがまんしたこともない。(体重や血圧をセーブするためにやめとこうとかはあるけど)

 

 20歳のころにかけられた呪文が私の奥にまだ残っていて、心のどこかで「食べることだけは大丈夫」と信じている。これから先も大丈夫な気がする。

 

 写真はこのまえのAIセミナーでChatGPTで作ったなっちゃんの画像。かわいくできた♪

 

 

 

 きょうは午前は藤田のお墓参りに行った。お墓の周辺で熊の足跡が目撃されたということで、しばらく自粛していたのだけど、12月に入ってお墓の様子が気になるし、義母の月命日でもあるので行ってみた。すると花入れに新しいお花が入っていて、お義姉さんも最近お参りに来ていたことに気づく。

 

 それでメッセージで確かめたら「きのう久しぶりに行ったの」ということだった。やっぱりお義姉さんも気になっていたんだなぁと思う。よかった、きょう行って。

 

 そのあと、堺の母の施設へ。また腕が腫れて熱がでているときのう連絡があったのだけど、母は元気そうだった。少しやせたかなと思ったけど、前からやせていたし・・・ スタッフの話によると、固形物が呑み込めないので今週からお粥とかパン粥に変更になったらしい。それでも食がすすまず、「いらない」とか「あなた、食べて」とか言うらしい。しかももう自分では食べないとのこと。だんだん食事も面倒になってきたのかな。

 

 持って行った園芸雑誌は気に入って興味深そうに見ていた。庭の特集で、きれいねぇとか、私はこの色が好きとかいろいろ感想を言ってくれた。手が寂しそうだったので、買ってきたマニキュアを塗ったら手許が明るくなった。

 

 母と庭の写真を眺めていたら、花でいっぱいの庭にテーブルと椅子がおいてあって、そこでお茶を飲んでいる人たちの写真があった。母は「いいねぇ」と言った。母は施設にくるまでは何十年もそういう庭の手入れをし、そういう庭でお茶を飲み、自分の気に入ったものを植えたり世話をしたりしていたのだ。私たちは実家へ帰ると季節のいいときは庭でお茶を飲んだり、果物を食べたりした。少し泣けてくる。

 

 そして、ふと思い出したように、

 

 「お父さんが、俺がやってやるからって言うからそうすることにしたわ」 と言った。

 

 久しぶりに母の口から「お父さん」という言葉が出てちょっと驚いた。しかも、何かを父がしてくれるからお任せしようという内容だったので、父がいなくなってもずっとたよりになる父なんだなと思った。

 

 母はつくづく幸せな人だと思う。自分の思い通りの庭で長い時間を過ごし、父のことはわからなくなってから父を亡くし、なんの心配もなくいまは施設で暮らしている。私たちとあの庭で一生を終えるという選択もあったかもしれないけれど、転んだり倒れたりすることもなくいい思い出だけ残して庭は消えた。それでよかったのかも、と思うしかない。

 

 帰りに実家の跡地に行ってみたら、豪邸が建っていた。北側の庭はすべてガレージになっていて、4台はとめられそう。あの土地は新しい住人による新しい時間が動き出し、また誰かの幸せな思い出の時間になっていくのだろう。

 

 写真は帰宅後の水度神社。はやく日が暮れるので16時に出て17時くらいに帰るというなっちゃんのこのごろ。

 

 

 

 

 

 きのうは妹の誕生日だった。きのうは出勤日だったので、きょうふたりでお祝い会をした。

 

 といっても、中華料理を食べて買い物をしただけだったけど、なんだか楽しかった。

 

 妹の家から近い方がいいかと思って、今年は西宮で待ち合わせをした。やっぱりおしゃれだなぁ、なんだか生活圏が違うなぁと思う。

 

 グルメもコスメも服も雑貨もパン、紅茶、いろんな専門店が犇めいている。

 

 まずは妹のおすすめの中華料理店へ。オープン前から列ができていたけど、おしゃべりしているうちにすぐに順番が来た。待つことに最近慣れている私たち。

 

 中華のコースにしたら、思いのほか量が多くて。だけど食べ切る。味もちょうどいいやさしい味でまた食べたいなぁと思う。

 

 あとでケーキとか食べるつもりだったけれどふたりとも中華で満腹になる。

 

 それから、妹がプレゼントにリクエストしたきたものを買いに行った。最近、カーブスに通い始めてそれに着ていくスポーツウエアがほしいというので、トレーナーと靴下を見に行く。トレーナーは試着して似合っていたのですぐに決まった。そのあと、母のための園芸雑誌やマニキュアを買い、ついでに自分たちのも買い、妹が今月会う人へのお土産をみたいということで、クリスマスパッケージのお菓子などを買った。

 

 プレゼント包装をしてもらっている間に、向いのショップがMARKS&WEBだったので、期間限定の柚子の洗顔石鹸と私も使っているボディクリームも妹に買ってあげたら喜んでいた。冬は特にたっぷり使うから。ボディクリームだけど、私は顔にも塗っている。

 

 寝る前にマッサージしながら塗るといい香りがして快眠できるのだ。

 

 来年も元気でゆったり過ごそうね。といって駅で別れた。

 

 このあいだここに大切なものは何かと書いたけれど、そうだ、健康だわとあとで思った。身体と心の健康が一番。

 

 妹から柴犬のカレンダーをもらったのだけど、すごくかわいい。さっそくリビングに飾った。

 

 もう今年が終わるね。

 

 

 

 きのう、お昼休みに銀行へ行って、通りかかった和菓子屋さんの前に「栗羊羹販売中」という幟が立っていた。

 

 栗羊羹かぁ。おいしそう。ちょうど息子も来ているし、買って帰ろうかと思って店内に入る。

 

 ガラスケースに並んだ栗羊羹が想像以上に高くてちょっと引く。お歳暮でも手土産でもなく、家族で普通に食べるにはもったいない気がして、となりにバラで売っていた栗まんじゅうをください、と言ってしまう。

 

 いくつでしょうか。

 

 えーと。3個というのも少ない気がして、5個は区切りがいいけど誰かひとりは1個しかあたらない。(たぶん私)思わず

 

 「6個」と言ってしまう。

 

 お会計はそこの自動の機械でお願いします。和菓子屋さん、デジタル化したんだな。

 

 そして、お金を払おうとして金額を見てまた驚く。栗羊羹より高い。

 

 ええええ。

 

 1個そんなに高かったのか、この栗まんじゅう。

 

 もっと冷静になるべきだった・・・・ 最初に欲しかった栗羊羹をちょっと無理して買えばよかったな。

 

 そして、午後からちょっとしたトラブルに巻き込まれる。トラブルといっても自分の心のなかだけのことだけれど。やっぱり無理だわ、と思うことがあって。

 

 一番欲しいものはなにか。 一番の優先はなにか考える。収入か時間か家族か。

 

 収入がなくなるのは大変なことだけど、いまは時間や家族のほうが大切な気がする。