白滝駅は遠軽町の旧白滝村にあるJR北海道石北本線の駅である。

 

無人駅であるものの、札幌直通の特急オホーツクが2往復停車する。かつてはこの駅を挟んで、奥白滝、上白滝、白滝、旧白滝、下白滝と”白滝”を名乗る駅が5つ連続していたが、今残っているのは、旧白滝村の中心市街にあるこの白滝駅のみである。この駅はかつては木材の積み出しで栄え、今も広い構内を持っている。

 

国土地理院 2.5万分の1地形図 白滝(H20)

 

以前、上川駅と白滝駅の間には5つの駅があったが、ことごとく廃止されたため、両駅間の距離は3つの信号場を挟んで41kmもある。

 

私がこの駅を利用したのは2008年、自転車で上川駅からこの駅まで国道273号線の北見峠越えをした時だった。

 

特急オホーツクの停車時間が迫っていたため、多くの写真を撮ったり駅をゆっくり観察する時間はなかった、乗車したのは私と診療所出張医との二人だけだった。

 

国道273号線北見峠を下る。無料の旭川紋別道ができため通行量は少ない。

 

大滝村中心市街

 

意匠に優れた白滝駅

 

札幌行きオホーツク6号に乗車

2008年当時は183系スラントノーズ車だった。ラベンダー色の車体が懐かしい。