この記事は2018年10月に書いたものを改訂したものです。

 

北海道石狩郡当別町の廃校といえば、道外でもコマーシャル等で有名になった当別市街北方の旧弁華別(ぺんけべつ)小学校です。しかし、当別町にはもう廃校(小学校)があります。それはの当別市街地南東の広々とした農業地帯の中にある旧当別町立東裏(ひがしうら)小学校です。

 

東裏小学校は水田や牧草地がひろがる中にたたずむ、広い校庭を持った小学校でした。今は家具工房として利用されています。国土地理院の最新の地図からは消えていますが、跡はわかります(下図矢印)。

国土地理院 ようこそ電子地図へ より

 

国土地理院 2.5万分の1地形図「石狩当別」(平成15年)より、当時はまだ現役だった。

 

すっきりと直線に並ぶブロック壁の校舎です。すっと伸びた旗掲揚塔が特徴

 

北海道の校庭に象徴としてよくみられるオンコ(イチイ)の木

 

校舎の裏側に正門がありました。

 

二宮さんも健在です(2015年撮影)

 

明治34年創立(最初は私塾だったようです)。2008(平成20)年閉校。昭和35年から閉校時まで保育所も併設されていたそうです。