北海道医療大学駅は、比較的新しい(1981年開設) 東日本学園大学の(現:北海道医療大学)請願駅である。無人駅だが、札沼線(学園都市線)の運行上大変重要な駅である。

 

というのは、桑園寄りからこの駅までが交流電化区間、以遠は非電化のため、札幌発着の札沼線電車はこの駅を終着・始発する列車が多く設定されているからだ。

 

国土地理院2.5万分の1地形図 石狩当別(平成15年)より

 

ホーム、駅舎からは直接北海道医療大に通じ、そこにトイレ、売店(セイコーマート)、ATM(北洋銀)がある。ただし、大学が休みの土日は営業していない(トイレは使える)。

 

2面2線で6両編成の電車に対応している。電車は千歳線・函館本線と共通なので、ときにUシートに料金なしで乗れる。

北海道医療大学駅駅舎

駅奥に北海道医療大学歯学部と病院がある。

交通系ICカードが使える日本最北の駅

駅舎内のポスター

ホーム手前にある時刻表(2015年9月6日)。新十津川行きが3本ある。

 

駅舎寄りの2番線は端頭式となっていて、主に札幌方面の終着・始発電車が利用。1番線は主には石狩当別発着新十津川方面への気動車が使用している。

北は樺戸山地の丘陵、南は見渡す石狩平野の広大な水田と牧草地帯といったロケーション

2番線に停まる札幌行き電車

2番線終端部

無人駅だが車掌休憩所が設けられている。

新十津川/石狩当別方面の気動車は1番線を使用

 

1、2番線ともに電車が占める場合もある。

休日でも学生の利用が多い(1番線)。

 

駅前には適当なスペースがあり、医療大学の駐車場も休日は利用できるので、車を利つかって廃止予定区間の列車に乗るのに大変便利な駅である。来年5月7日より名実ともにこの駅が札沼線の終点となる。

 

この駅からのおすすめは、南西の国道275号線沿いにある「樺戸製麺」のうどんである。午前中にこの駅に来て少し歩いて腹を空かせ、正午前に着くようにするとよい。