2月11日、広島・浜田間の高速バス「いさりび号」に乗りました。

 

広島・島根県浜田間は陰陽連絡路としては距離が短く、国鉄は戦前からバス(広浜線)を走らせていました。

国鉄バス・広浜線

 

距離が短いとはいえ、中国山地では険しい部分をぬけるため、道路整備は十分ではなく広浜線時代は結構時間ました。しかし浜田自動車道の完成によって、広島・浜田間の経路は広島・中国・浜田自動車道に移り時間も短縮され「いさりび号」として、JR西日本バス、広島電鉄、石見交通の三社共同運航体制となっています。

「ようこそ電子地図へ」より

 

地図でみるとおり、同じ県とはいえ、浜田・松江間()は浜田・広島間()に比べて圧倒的に長く、高速道は未整備、鉄道も単線・非電化で遅く低く、島根県西部は経済的には広島の勢力圏にあるといってよいと思います。

広島駅新幹線口で発車を待つ「いさりび号」私の乗ったのは広電運航便

広島市街は晴れていた(広島城址)

北に向かうと雲行きが怪しくなり雪が舞い始めた

次第に雪景色に

「寒挽山」といういかにも寒そうなPAでトイレ休憩

浜田も近くなってきた

暮れなずむ浜田駅で乗客をおろし車庫に向かう「いさりび号」