ライトマップル東北道路地図(昭文社)より


大蔵(おおくら)村営バスは山形県の新庄駅から、国道47号線、458号線を通り最上郡大蔵村の中心部を経て、南部の山間にある肘折温泉までを結ぶ路線バスです。


今年3月までは、山形交通バス(山交バス)によって運行されていましたが、山交の撤退を受け、4月1日より大蔵村がその路線を引き継ぐ形となったようです。乗ったのは、ゴールデンウィーク中の5月4日。


この路線の目玉はなんといってもその終点のカルデラ内にある肘折温泉です。このバスは、大蔵村民の日常の足と温泉へ向かう観光客を乗せ走っています。村営になって運賃が安くなったと地元乗客の方が言っていました。終点の肘折温泉まで片道600円でした。山交時代は750円でした。


村営後のダイヤは、JTB時刻表には引き続き載っていますが、JR時刻表からは消えてしまいました。]

大蔵村村営バスのダイヤ(JTB時刻表2017年5月号より)


新庄駅前に現れた。大蔵村営バス肘折温泉行き。地元民1:旅行者7といった乗客割合

定員20人くらいのキャパか?

途中から山岳ルートの様相、スイスやオーストリアのポストバスのような感じ。

村民の親子が下車

北部朝日山系に分け入る。

新緑眩しい沿線

肘折トンネルに入る。

仮設ループ橋を下って、カルデラ底の温泉に下る。

カルデラの底を見下ろす。

狭い温泉街を抜ける。(写真は帰路の便)

終点の肘折温泉待合所