あいの里公園駅


4月16日の日曜、札沼線あいの里公園駅に行ったのは、実はほかでもなく札沼線の旧石狩川橋梁がどうなっているのかを見に行くためでした。


釜谷臼いや、あいの里公園駅を出て、鉄道防風林沿いに北東向かうと、数百mメートルで石狩川の堤防に出ます。堤防上に上がり川を見渡すと見えるのは平成14年(2002年)にかけられた新しい石狩川橋梁だけでした。

駅を出て鉄道防風林沿いに歩く

フキノトウが芽を出している

「札幌北東部」(H22年)、「太美」(H 22年)@国土地理院 新橋梁は築堤がカーブしている。

「札幌北東部」(H11年)、「太美」(S56年)@国土地理院、旧橋梁の築堤は直線だった。

あとでホームから見ると、確かに線路は石狩太美側右にカーブしていた。


ただ、堤に上がる途中に旧石狩川橋梁の築堤の下をくぐっていたと思われるコンクリート製の構築物が見られるだけでした。その築堤自体は跡形もなくつぶされていました。

ただ、線路の走行を見てみると、あいの里公園駅を出た後線路は右に向かってやや右にカーブしているのが解りました。旧橋は確か駅から直線で橋まで伸びていたはずです。


堤を降りて広大な河原に降りて、旧橋梁の通っていたところを歩いてみてもそれをしのばせるものは一切ありませんでした。(当別側は後に探索したいと思います)


晴れた春の日とはいえ、川風は大変冷たく感じました。手袋をもってこなかったことが悔やまれました。

唯一旧橋梁の痕跡と思われるもの、小川を渡る築堤跡、奥は現築堤

その先で石狩川堤防に突き当たる。左の草地が旧橋梁があったところと思われる。

現石狩川橋梁(1074m、北海道の鉄道橋では最長)

河原に降りてみた。

6両編成の札幌行き電車が橋を渡る。

築堤跡を見下ろす。

15年ほどでこんなに草や木がしべるのだろうか?

旧石狩川橋梁はこんな感じだった。