「遺産分割協議書」を提出するのは、こんなところです・・・
☑銀行最も多いかと思います
◆凍結された口座を解除して、名義変更したり、口座を解約して払い戻しを受けるためです。
これをしないと、故人の残した預貯金は手元に戻ってきません。
☑証券会社
◆故人が株式を持っていた場合は、銀行同様に証券会社へ行って、名義変更したり解約する必要があります。
☑法務局
◆故人が不動産を所有していた場合、登記簿謄本の名義を相続人に変える手続きが必要です。
☑陸運局
◆自動車の所有者(名義人)が故人だったら、こちらも名義変更しなくてはなりません。
※合わせて、自動車保険の名義も確認してくださいね。
☑税務署
◆相続財産が大きい場合、相続税が発生します。この場合、税務署に申告しなくてはなりません。
もしも、相続税がかからない範囲の相続だとしても、配偶者税額軽減の特例を使った時は必ず税務署に相続の申告をする必要があります。
※配偶者税額軽減特例:「配偶者は一億6,000万円までは相続税かからない」というアレ
このように、「遺産分割協議書」は、最終的に故人の財産を相続人に移すために必ず必要になります。
義務教育では習わないものなので、行政書士・司法書士事務所などに相談することをお勧めします。
初回無料相談をしてくれるところもありますので、敷居が高いとひるまず、是非ご利用くださいね
次回のテーマ相続税ってどうなる?