久しぶりのブログ

書くのも読むのもすっかりご無沙汰しておりました😅

本日、娘が元気に30歳の誕生日を迎えることが出来ました☺️

30年前の8月16日の朝に生まれた娘

チアノーゼが出ていてすぐに救急車で大学病院に運ばれ、私が退院するまで顔を見ることもできませんでした。 

ショックから立ち直れないまま、更に追い討ちをかけるように「染色体の検査をしています」と告げられ、何となく、「ダウン症なのかな?」…という、まるでこうなる事がわかっていたような、そんな不思議な感覚がありました。

それから1ヶ月後、「やはりダウン症でした」と言われた瞬間。それまで娘の身体の状態から、多分そうだ…と確信しつつも、どこかで「間違いであって欲しい」と願っていたけれど、ついに診断が確定しました。

その瞬間、頭の中が真っ白になり、どんなリアクションをしたのかは全く覚えていないけれど、主治医の言葉は覚えています。

「娘さんは、お父さん・お母さんの事はわかります。おじいちゃん・おばあちゃんの事もわかります。でも普通の学校には通えないでしょう」

「健常なお子さんは1を聞いて1を知る。
ダウン症のお子さんは、10聞いてやっと1を知る。だから10倍の愛情をかけて育ててあげて下さいね」

あれから早や30年。あっという間の
30年でした。あの時の主治医の言葉は今思い出しても切なくなりますが、「言われた通り、愛情はたっぷりかけて育てましたよ!」と、言えるかな?

愛情のつもりでやり過ぎてしまった後悔もありますが、まぁ、夫と2人、手探りで頑張って育ててきたよなぁ…と思っています😆

30歳になった娘。
現在は週5日、A型就労で、休むことなく元気に働いています。そしてピアノも続けています。

「退行?」「青年期鬱?」と思われる状態の時もありましたが、今は精神的にも安定しているような。

これからもまだいろいろあるかもしれませんが、とりあえず…

今夜は乾杯します😆🍻