Susanとご主人に、カリフォルニア・ワインのClarksburgクラークスバーグWineryにつれていっていただく。This place is known to those in the know. (ここは、知る人ぞ知る場所)
ルート5からサクラメント南のリバーロードに降りて、さらにハーバーロード~ジェファーソンを10マイル進み、マーケット通りの田舎道を走るとClarksburgクラークスバーグのサインが出てくる。
途中のドライブは素晴らしいものだった。
大きな野原や畑。その中を運河が滔々と流れている。
この運河はサクラメント河につながりウッドランドの隣のウエスト・サクラメントの港にもつながっている。自然の河は底が浅いところがあり、船がとおれないので、船を通すために人の力で運河を作ったそうだ。
何もないだだっ広い草原の中を運河が走り、遠くには森のような木々が連なる。
イタリアのロンバルディア地方を彷彿とさせ、Wineryが近づいてくる予感がする。
だんだん周囲に葡萄畑が増えてくる。綺麗な緑色の葡萄の葉の波は美しい。
すると
家が少しづつ増えてきて村に着いたことがわかる。
家はニュー・イングランドの家のような雰囲気。
白い外観に屋根に特徴のある趣きのある家々だ。
そして大きなレンガ造りの昔の砂糖工場が現れた。
Old Suggar Mill=目的地に到着。
このあたりは昔はビーツから砂糖を作って栄えたそうだ。
砂糖もお米も船で運送でき港も栄えたそうだが、その後葡萄の方が収益が高いことから葡萄畑に変わったとのこと。
レンガ造りの昔の砂糖工場は中心がとんがっていて3~5階もありそうな高さだ。
すべてレンガ。
中に入ると左右にそれぞれ数店のワイナリーやお店が並んでいる。Susanご夫妻が会員のWineryのお店に入っていく。
The Dirt Wine Club(three wine company)だ。彼らは顔なじみで、ワインの名前を確認しながら、ボトルがスマートな手さばきで出てくる。threewinecpmpany.com
白から始まって、その後赤のTestingをする。
メニューの3分の2位味わった。それぞれ皆個性があって、味と香りが何層にも重なってまことに奥が深い。
今日学んだことは、「今まで白ワインを知らなかった」ということだ。
さわやかでありながら、香り、口中の味わい、舌の襞の奥に沈む味。
決してシンプルではない。
赤も、赤で、重すぎず、フルーティー。皆素晴らしかった。
バーの後ろにはワインの樽がきちんと天井までディスプレーされている。壮観な眺めである。ここで、白ワイン”Escapade 2023"を1本購入。
2軒目のお店も同じthree wine companyのワインを扱っている。15分待って特別コーナーで(ライブラリーと呼ばれている)tastingする。
ここで、スーザンはご自分と私のために”2023 Chnin Blanc Clarksburg White Wine"を2本求められた。
(後日頂いたが、これは爽やかでありながら、何層にも微妙に違う味が楽しめて素晴らしかった)
かくかくしかじか、白ワインの世界が開かれた記念すべき一日だった。
この後、サクラメントのメキシカン・レストランで素晴らしいお食事をいただいた。