こんにちは。子どものやる気スイッチをやんわりと押しながら、子供の心の翻訳家としてママサポートも続けているちづるです。
今週のあるレッスンでの一コマ
先週、1年生の漢字で、空や天をしていたんですね。
男の子たちは、アニメのドラゴンボールが大好きなので、「空」の漢字は、「そら」だけでなく、「空手のから」や、「孫悟空のくう」とも読むんだよ、日本語の漢字は、一つの漢字でも、いろんな読み方があるからね〜っと、説明すると、なぜかとっても納得したような顔をしてました。
日や月の漢字も少し前にやっていたので、「そう言えばさ、お月様とお日様が一度に空にあったらどんな状態だと思う?」と質問しました。「両方ともお空にあったら、とっても明るいよね? だから、明るいって漢字は、お日様とお月様両方あるんだよ〜。」っと説明(これは、他の生徒にもよく話すこと)したあとに、「あっそうそう、ドラボンボールを描いた鳥山明のあきらって漢字も、この明るいって漢字なんだよ。えっとね、鳥山明って書くんだよ」と私がホワイトボードに書くと、さすがドラゴンボール大好き少年達!食いつきました!
別に練習しなくてもいいのに、「鳥山明」って、勝手に二人とも練習してるし!
え〜っと、一年生の漢字を練習してるところだから、別に「鳥」も「明」も今しなくてもいいんだけどさ。 まっ、二人とも楽しそうに、それも結構じょうずに書いてくれてるからいいか。
っと、またまた、教科書の単元から、すっとんだことしてる(こうして、すぐに脱線するんだなぁ…。子供の興味のあることにフォーカスしちゃうんで…)
そして、おうちで、お母さんが「さてと、漢字の練習しようか。鳥山明、書こうか?」と聞くと、「へ?誰それ?」って!!!
え〜??? あなたが大好きなドラゴンボールの…。
あ〜、アキラ トリヤマのこと?
って!!! もう!英語話者ですよね〜。
もしかして、鳥(アキラ)山(トリ)明(ヤマ)って、覚えてなかったでしょうね?
っと、ちょっぴり焦っちゃうじゃあないですか〜!
まぁ、それはなかったみたいで、よかったです。
他にも、「天」の漢字は、「これは、天しんはんの天なんだよ!」っと、まだまだ続くドラゴンボールネタ!
って、私、あんまりドラゴンボール知らないんですけど
一応、これでも、一年生の教科書やってるんですよ! 漢字の説明のときとか、あ〜だこうだ言いながらだから、みんなで動いたりして、ほとんど机に向かってる時間ない?って状態なんですけどね。
そして、今週、「さあて、漢字テストしようかなぁ〜!」っと私(なんで、こんなに軽いノリなんだ!)
「え〜!」っと言いながらも、ちょっと嬉しそうな生徒くん達。 子供って、意外と(簡単な)テスト(は)好きなんですよ。
簡単な漢字だけど、「あ〜、そう言えば、あの漢字もやったよね、あ〜、あれももね。覚えてるよね?」っと聞いて行き、紙に書いていってもらうと…
あれれれれ? 27個も漢字、二人とも書けてるじゃあない! え? どしたの?私のレッスン中は大爆笑やら、おしゃべりやら、他人様からみたら、全然お勉強してないみたいに見えるのに、どうやって覚えてるの?
いやぁ、やっぱり、ドラゴンボールさまのおかげかなぁ〜
興味があることからすると、なぜか覚えちゃうというマジック!
もちろん、おうちで練習もしてきてくれてます。 お母さん達だって、なんとか子供のモチベーションを保ちながら、楽しくできるように、がんばってますからね。 すばらしいです。
無理やりやらせるのが、かなり嫌な私はまたまた今週もおおはしゃぎで、大爆笑を日本語レッスンをしてるのでありました。