3月12日に湯梨浜町のアロハホールでピティナステップで室内楽企画があったので49にして初めてステップに出場しました。
バイオリニストと初共演。
曲目はマスネの『タイスの瞑想曲』
オペラの1幕と2幕の間の間奏曲でメロディが非常に美しい。
主人公タイスと自分の人生を重ね、この曲は私のテーマソングだ‼︎と自分で勝手に思い込み妄想の世界。
前日のレッスン&リハでバイオリニストの音が全然聞こえて来なくて伴奏が前に行き過ぎ、アルペジオを幽霊のように弾いていたら駄目で…legartoの弾き方で迷い、家に帰ってリハの録音を何回も何回も聞きながら微調整したけど結局答えは見つからず本番。
本番は不思議な事にバイオリニストの音がものすごくはっきりと聞こえ、合わせやすかった。きっと私が演奏し易いように弾いてくださったんだなーと思いやりのある行動に感動しながら、前に進みたいけど出すぎると駄目なので、サイドブレーキ引きながら運転しているみたいな演奏になってしまいました。
途中でなんか弾き方変だなーと思ってたら一瞬音が抜けて我に返り妙に開き直りどんどんドラマチックに展開して自分らしくは弾けました。
今回弦楽器の伴奏の難しさを痛感しました。
歌や管楽器の伴奏と全然違いました。身体で、感覚で覚えるしかないな、と思いました。
後色んなバイオリニストのタイスの瞑想曲を聞いてスピーカーから流しながら合わせて練習してみたけど、一人一人全然弾き方が違うので、答えは出ませんでした。
講評用紙をいただきましたが一人一人見事に評価が違ってて、音楽って答えは一個じゃないので感性、解釈の違い。
問題点を指摘していただいたので、また練習し直そうと思いました。
今回のステージはスタートラインに立たせてもらえたので、また次の機会にまたチャレンジしたいと思います。
伴奏好きなのでまたソプラノの先輩の伴奏をさせてもらおうと思っています。