舞楽『蘭陵王』を舞わせて頂きます。
『蘭陵王(らんりょうおう)』は
舞楽の代表曲とも言われており、
一説には中国の南北朝時代、
南陵王長恭という智勇共にすぐれた
武将が、容姿が女性のように
美しく優しかったので、
出陣の際は士気を鼓舞するため、
金色の恐ろしい面をつけ、
大勝を博したのでその武勇を
たたえて作られたといわれています。
原笙子先生から、初めて蘭陵王を
教わった際、面の下の顔が
気の抜けた顔をしていては
舞は良いものにはならない、
面が顔に張り付いたように、
そして士気高まった面持ちで
舞を舞うよう教わりました。
間の取り方などお稽古の都度、
教えて頂きましたが、習い始めた頃は
手順を覚えるだけでも難しく、
先生が教えて下さるように
出来ない事が悔しくて、
稽古日の夜は毎回…泣きました。
まだまだ未熟ですが、
舞う機会を頂ける事に感謝し、
見て下さる方々に少しでも時を忘れ、
舞楽の世界にひたって頂けるよう、
お稽古をかかさず努めたいと思います。
快侑(かいゆう)
淡路島 智禅寺