五百数十年前から続いている
淡路お巡礼さん。
各地区の新仏さんを供養するために
始まったと推測されています。
五月の農作業の合間、
田植え前の時期に村々の寺や
庵(薬師堂、不動堂、観音堂、大師堂等)
に新仏さんの位牌を持ち寄ってお祀りし、
各地から集まったお巡礼さんに
ご詠歌や舞踊で供養をして貰います。
供養して貰った人は御礼に
お米やお菓子のお接待をします。
お巡礼さんの格好が少し変わっていて、
麦わら帽子に手甲脚絆、
色とりどりの浴衣や笈摺を着て、
各地を巡ります。

車のない時代は各村々の交流が
難しかったため、若い女性が
お巡礼さんとしてお参りした際、
見初められて嫁入りするようなことも
あったと聞きました。
当寺には12日に来て頂き、
観音堂の前でご詠歌と舞踊を
奉納をして頂きました。
数百年続いている淡路お巡礼さん。
島にはまだまだ
独特の風習がありますが、
守っていきたい淡路島の風習の一つです。
快侑(かいゆう)
淡路島 智禅寺

お接待の目印
